神田神保町古書店街

通り

古書から専門書までそろう世界最大の古書店街

本の街として知られる神田神保には、靖国通り沿いに古文書や資料、専門書やアート作品、マンガなど、個性的な棚をもつ書店、約140店がひしめくエリアがある。ここに来れば探していた1冊に巡り合える可能性は高い。

古くからの屋号を名乗る老舗古書店の看板が並ぶ 古くからの屋号を名乗る老舗古書店の看板が並ぶ

明治時代の法律学校開校とともに発展

駿河台下交差点から専大前交差点まで、靖国通りを中心に古書店が密集する。神保町という町名は、この地に屋敷を構えた幕臣・神保長治に由来する。その屋敷前を「神保小路」と呼んだことから、町名に用いられた。明治時代になると、明治法律学校(現在の明治大学)、英吉利(いぎりす)法律学校(中央大学)、日本法律学校(日本大学)、専修学校(専修大学)が相次いで創立され、その学生を見込んで法律書の書店や古書店が続々と開店したという。1913年(大正2)には、岩波茂雄が現在の「岩波書店」の前身である古書店を開き成功。出版社も相次いで進出し、多くの知識人が集まるようになった。毎年10月に開催される「神田古本まつり(青空古本市)」では、古書と書棚に囲まれた回廊が出現し、秋の風物詩となっている。

駿河台下の靖国通りから書店街が始まる 駿河台下の靖国通りから書店街が始まる

それぞれ個性的な専門分野をもつ書店が多い それぞれ個性的な専門分野をもつ書店が多い

神保町古書店街の歩き方

東京メトロ・都営地下鉄神保町駅がある神保町交差点を中心に、靖国通りに沿って東は三省堂書店前から、西は専大前交差点まで長さ約500m。通りの南側に書店が多く、北側は飲食店が中心だ。書店街のシンボルともいえるのが、「神田古書センター」。1階入り口に店を構える「高山書店」は、1875年(明治8)の創業。神保町で最も古い老舗書店で、能や狂言、歌舞伎などの芸能と、料理に特化した古書を扱う。もともとこの場所に店を構えており、1978年(昭和53)、隣接していた書店と共同で9階建てのビルを開業した。その隣にある「神保町ブックセンター」は、書店とカフェ、コワーキングスペースを備えた複合スペース。書店巡りに疲れたときの休憩にもおすすめだ。また、駿河台下にある「三省堂書店」も、もとは1881年(明治14)創業の古書店。その後、新刊を扱う書店となり、1884年(明治17)からは辞書の編纂などの出版業務も開始した。

書店街の顔ともいえる神田古書センター 書店街の顔ともいえる神田古書センター

1階の壁面に書店街の地図が描かれた神保町ブックセンター 1階の壁面に書店街の地図が描かれた神保町ブックセンター

もう1つの名物、喫茶店とカレーを楽しむ

喫茶店の街、カレーの街としても知られる神保町。大学が多いことから、学生たちが集う喫茶店が続々と誕生したといわれている。昔ながらのレトロな雰囲気を醸す老舗喫茶もあれば、最近ではおしゃれなカフェも増えている。この界隈にカレー屋が多いのは、神田古書センター開業に合わせ、高山書店のオーナーが出店をすすめたのがきっかけのひとつ。本を読みながら片手で食べられる便利さもあり、どんどん増えていったとの説がある。本好きにとっては、ぶらぶら歩くだけでも楽しい街。とにかく書店数が多く、店によって専門性が異なるため、目的のものがあるならウェブサイトなどで事前に情報収集してから訪れることをおすすめする。有名書店は靖国通り沿いに集中するが、路地にもマニアックな専門書を取り扱う店があるので見逃さないようにしたい。

両手が自由に使えるバックパックが書店巡りの定番スタイル 両手が自由に使えるバックパックが書店巡りの定番スタイル

小さな路地にある「ラドリオ」はウインナーコーヒー発祥の店 小さな路地にある「ラドリオ」はウインナーコーヒー発祥の店

スポット詳細

住所
東京都千代田区神田神保町
電話番号
0332930161
時間
店舗により異なる
休業日
店舗により異なる

情報提供: ナビタイムジャパン

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