舞鶴赤れんがパーク
旧海軍の歴史を五感で楽しむ赤れんが倉庫
旧海軍の重要施設として建設
1901年(明治34)に、旧海軍の鎮守府が舞鶴に開庁されて以来、1921年(大正10)にかけて建設された赤レンガ倉庫群。舞鶴鎮守府の軍需品の保管庫として使われた歴史がある。明治期のものは3年ほどの短期間で建てられたことから、当時の日本の情勢がうかがえるというものだ。現存する12棟のうち、国の重要文化財に指定された8棟を開放し、人々が集う場所に生まれ変わらせている。今や映画やドラマのロケ地としても人気だ。アクセスは、JR東舞鶴駅から徒歩約15分。自動車の場合は赤れんがパーク駐車場に停め、運搬用に造られた石舗装の「赤れんがロード」を歩いて2〜5号棟が立ち並ぶ場所まで移動する。
歴史を感じながら楽しむ
2~5号棟と少し離れたところにある赤れんが1号棟の赤れんが博物館では、内部の見学を楽しめる。2号棟の市政記念館は赤れんがパークの玄関口であり、1階に総合案内所、2階には太古から現在までの舞鶴市の歴史を伝える展示が見られる。3号棟のまいづる智恵蔵はショッピングコーナーのほか、1階の奥にギャラリースペースがあり、2階にはシェアオフィス、コワーキングスペースが設けられ、企業のサテライトオフィスや市民の交流の場として利用されている。4号棟の赤れんが工房はフリースペースで、イベントやステージ発表の場などに活用。そして5号棟の赤れんがイベントホールは倉庫群のなかでいちばん大きな空間をもち、大規模イベントなどに使用。また棟内1階にもカフェ、高級缶詰専門店、マイヅルプリンを販売するテナントが入っている。
海軍ゆかりのメニューに舌鼓
2号棟の市政記念館1階の「Cafe Jazz」では、「海軍カレー」「海軍ハヤシライス」「肉じゃが丼」「海軍ラムネ」など、旧海軍のレシピを再現したメニューが登場。5号棟赤れんがイベントホールの「5号棟カフェ」では、護衛艦ふゆづきで毎週金曜に出されるカレーを再現した「海自カレー」を味わえる。ほかに海の見える芝生広場には舞鶴の新鮮な魚を味わえる海鮮料理屋「サカナテラス」がオープン。週末やイベント開催時にはキッチンカーやテント販売の店も並ぶ。疲れたときやお腹がすいたときなどにぜひ。
旧海軍にちなんだ味をお土産に
ショッピングは3号棟のまいづる智恵蔵へ。種類は豊富でご当地グッズが充実している。旧海軍にちなんだ商品も多い。たとえば、長期間遠洋航行する際には不足がちなビタミンを補うために炭酸ガスでレモンソーダを作ったという話を元にした「海軍サイダー」や「赤れんがサイダー」は人気商品。すぐ近くにある海上自衛隊のグッズもある。そのなかでもいちばん人気は、やはり「カレー」。旧海軍レシピを再現したものから、地元の特産品を使ったものなどユニークなレトルトカレーがそろっている。
スポット詳細
- 住所
- 京都府舞鶴市字北吸1039-2 地図
- エリア
- 舞鶴・宮津エリア
- 電話番号
- 0773661096
- 時間
-
9:00-17:00
[夜間に賃館利用のある場合]9:00-22:00 - 休業日
- 年末年始(12/29-1/1)
- 料金
- [入館料]無料(赤れんが博物館のみ400円)
- 駐車場
-
あり(500台)
※大型バス7台 - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、iD、PayPay)
- Wi-Fi
- あり(Free-Wi-fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可(カート要)
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン