県立津久井湖城山公園
戦国時代の山城跡は人造湖とダムを見渡す緑あふれる公園
まずは根小屋地区のパークセンターから
南東にあるパークセンターは、公園の案内所兼小さな博物館。地図などの情報が入手できるほか、館内には城跡の発掘調査を解説したパネル、城山のジオラマ、生息する動植物の紹介、地元の産業である美しい組ひもと機械も展示されている。センターを見学したら山へと続くハイキング道を歩いてみよう。根小屋地区にはスロープ状のハイキング道もあるので、車椅子やベビーカーでも森の散策を楽しむことができる。途中の「四季の広場」には遊具やピクニックテーブルなどがあり、小さな子どもたちを遊ばせる親子連れで賑わう。10分ほどなだらかな坂をさらに登ると視界が徐々に開け、眼下に津久井湖が広がる。
ドライブ&ツーリング客がひと休みする「花の苑地」
公園の北側、城山ダムを挟んで南側に「花の苑地」と北側に「水の苑地」があり、どちらからも津久井湖と城山ダムを目の前で見ることができる。国道413号沿いの「花の苑地」で必ず見ておきたいのがガーデンテラスだ。テラスは花壇が棚田のように続き、色とりどりの季節の花が美しい。駐車場前には津久井湖観光センター(城山ダム参照)もあり、広場には手ぶらでBBQをできる施設もある。テラスで湖と花を観賞したあとは、国道に架かる築井(つくい)公園橋を渡って城山まで少し足を延ばしてみよう。春は桜のトンネルが人気の小道や、津久井城の「とばぼり」に架かる橋を渡れば、城山の自然と歴史を感じることができる。
湖からの風が心地良い「水の苑地」
「水の苑地」はちょうど「花の苑地」の対岸に位置する「水の旅」をテーマにしたエリア。芝生広場を中心に、幾段にも連なったカスケードや噴水が配され、流れ落ちていく水が人々に清涼感を与えている。時間によって水量が変化するのもおもしろい。ここでは湖畔テラスにも足を運んでみよう。津久井湖と城山を一望できるポイントで、角度を変えれば城山ダムも見える。湖沿いには桜並木もあり、早春は人気の花見スポットとなる。また、カスケード横の大型花壇には、5月はルピナスやツツジ、8月末からはジニア(百日草)が開花し、苑地に彩りを添える。
城山の歴史と遺構が残る山頂
鎌倉時代、現在の神奈川県三浦半島一帯を牛耳っていた三浦氏の一族である津久井氏が築いたと伝承される津久井城。戦国時代には小田原城を居城とする北条(後北条)氏に与した内藤氏が城主となり、有力な支城のひとつとして重要な役割を果たしていた。城山には今も敵から侵攻を防ぐ堀や曲輪、土塁などの痕跡が残り、お城好きの間では注目されている。高さ約375mの山頂への登山道はゆるやかな道もあるが、崖に面したところや道幅の細いところなどもあり、しっかりした服装と登山靴で臨みたい。
スポット詳細
- 住所
- 神奈川県相模原市緑区根小屋162 地図
- エリア
- 県央エリア
- 電話番号
- 0427802420
- 料金
- [入園料]無料
- 駐車場
- あり(201台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(指定場所等)
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
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