元祖食品サンプル屋 合羽橋店
驚きと感動の食品サンプル製作体験
食品サンプルの歴史
かっぱ橋道具街を訪れたら必ず立ち寄りたいのが日本独自の文化である食品サンプルの店。店内にはわくわくするような本物と見紛う食品サンプルが並ぶ。起源については諸説あり、複数の研究者や職人によって発明されたといわれる。食品サンプルのリーディングカンパニー(株)岩崎の創業者でサンプル職人でもあった岩崎瀧三氏は1932年(昭和7)に大阪で起業し、その後、1950年(昭和25)に東京に進出、日本国中の飲食店に食品サンプルを広めた。1970年代になると素材がロウから合成樹脂へと変わったことで、食品サンプルは耐久性も再現性も飛躍的に進歩していった。2000年代になると、食品サンプルは単なる食品見本ではなく、リアリティを追求し、スーパーリアリズムへと進化を遂げ、おいしさまでも表現していくようになる。
まずは天ぷらを作ってみよう!
店舗の2階では毎日午前に2回、午後に4回、「天ぷら&レタス製作体験」が行われている(要予約)。午後の1枠は約40分。金額は2500円で、作ったものを持ち帰ることができる。さっそく体験だ! まずは天ぷら作りから。最初からえび天とはハードルが高い気もするが、実はいちばん簡単らしい。現在、飲食店に飾られる食品サンプルには合成樹脂を使うが、体験では昔ながらのロウを使う。約60度の温度で溶けたロウを、水面の60cmくらい上からお湯に垂らすとカラッとした衣になるのだが、お湯に入れているのにまるで油のなかで衣がはねているようにみえる。手早く衣をえびにまとわせ、お湯のなかでくるりとひっくり返して形を整えたあと冷水にくぐらせるとロウが固まる。スタッフがていねいに指導してくれるので、あっというまにえび天ができあがった。
レタス製作は少し高度になる
天ぷらでコツを学んだあとはレタスに挑戦。白と緑、2色のロウを水面で広げてお湯のなかにゆっくりくぐらせ引き上げると、大きな葉っぱが完成。やさしく丸めて形を作ったあと、素早く冷水に入れると見る見るうちに固まってレタスになる。多少不格好なできあがりでも、溶けたロウが固体になっていく驚きと感動はなかなか味わえるものではない。まるで子どもに戻ったように楽しい時間が過ごすことができる。
1階の店舗ではユニークなオリジナル商品も
1階では食品サンプルの技術から生まれたオリジナルグッズを販売。店内には定番の寿司マグネットだけでなく、パンケーキ型の小物入れや野菜の形のステーショナリーなど、思わず笑みのこぼれる楽しい商品が多数並んでいる。また、食べかけ餃子のキーリングをはじめ、ユニークなものもたくさんあるのでおもしろいものを探してみよう。また、自宅でも食品サンプル作りが体験できるサンプルキット「さんぷるん」も種類豊富に販売している。
スポット詳細
- 住所
- 東京都台東区西浅草3-7-6 地図
- エリア
- 浅草エリア
- 電話番号
- 0120171839
- 時間
- 10:00-17:30
- 休業日
- 無休(年末年始休業あり)
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、その他)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、au WALLET、楽天ペイ、LINE Pay、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
情報提供: ナビタイムジャパン