公益財団法人 大谷美術館

美術館

優美な装飾が施されたジョサイア・コンドル最晩年の作

大食堂は喫茶室にもなっており、洋風庭園を眺めつつ紅茶やケーキを楽しめる} 大食堂は喫茶室にもなっており、洋風庭園を眺めつつ紅茶やケーキを楽しめる

旧古河邸は、旧古河庭園内にある重厚な洋館。日本に西洋建築の技術を伝えたイギリス人建築家のジョサイア・コンドルが設計し、1917年(大正6)に完成した。地上2階、地下1階からなるレンガ造りで、賓客を迎えた1階はすべて洋室、生活の場でもあった2階は2つの寝室を除く全室が和室という珍しい様式となっている。古河財閥3代目当主・虎之助の本邸として建てられ、のちに迎賓館となった。昭和に入って荒廃するが、修復されてかつての姿を取り戻している。玄関扉のステンドグラスには古河家の家紋をデザイン。中に入ると、ビリヤード室や書斎などいくつもの部屋がある。メインの大食堂は、赤い壁と白い天井のコントラストが美しい。天井の果物の装飾などの細かい部分にも注目してみよう。応接室は随所にバラの装飾が施され、「バラの部屋」とも呼ばれる。建物を貸し切って結婚式や披露宴を行うことも可能だ。貴重な文化財でのウエディングは、一生の思い出になるに違いない。

外観はイギリスの別荘建築風のデザイン。外壁には赤黒い安山岩が使われている} 外観はイギリスの別荘建築風のデザイン。外壁には赤黒い安山岩が使われている

応接室の天井からは大正時代のシャンデリアが吊り下がっている} 応接室の天井からは大正時代のシャンデリアが吊り下がっている

スポット詳細

住所
東京都北区西ケ原1-27-39 旧古河庭園内 map map 地図
電話番号
0339108440
時間
[大谷美術館]10:30-16:30(最終入館16:00)
[喫茶室]12:00-16:30(L.O.16:00)
休業日
[7-9月・12-2月]月 (ただし月が休日の場合は開館し翌火休館)
[夏季(8月中旬)・冬季(年末年始)]長期休館
※その他館内整備等でお休みさせていただく場合があります。
料金
[入館料]一般400円、小学生以下無料
駐車場

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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