砂町銀座商店街
人情味あふれる下町商店街にホッとする
東京下町の人気商店街
江東区の明治通りと丸八通りの間に延びる、全長670mの長い通りが砂町銀座商店街だ。東京下町の歴史ある商店街として高い人気を誇る場所で、戸越銀座商店街、十条銀座商店街と並び、東京三大銀座商店街のひとつに数えられている。訪れるには東京メトロ東陽町駅または都営新宿線大島駅、もしくはJR錦糸町駅からバスを利用することになり、そのアクセスの不便さから「陸の孤島」と呼ばれたりもするが、駅からの遠さを感じさせないほどいつも多くの人々で賑わっている。
土・日曜は観光客がたくさん
商店街はふだん、近くに住む人の買い物スポットだが、土・日曜には遠方からの客も訪れる観光地となり、多くの人でごった返す。以前より店舗数は減ったものの、今も130以上の店舗が約670mの商店街のなかにひしめいている。砂町銀座が誕生したのは1932年(昭和7)のこと。日本一の商店街・銀座に負けないようにと、この名前がつけられた。その後、太平洋戦争を経て一度は衰退するが、昭和30年代から復興し、近隣の住宅地やマンション増加にともない発展。高度経済成長期の地元経済を支えた。今でも、安くて良いものが見つかる場所として多くのファンを持っている。
魅惑の砂町銀座グルメ
食べ物屋さんが多いのが砂町銀座の特徴だ。焼き鳥や総菜、漬物、おでんに点心。家に帰ってすぐ食べられるものがたくさんそろっており、近隣の主婦の行きつけとなっている。テイクアウトできる店も多いので、散歩に来たらぜひ食べ歩きしよう。縁日の屋台のような感覚でそこらじゅうにおいしそうな店が並んでいるので、何を食べるか迷ってしまうはず。毎日がお祭りのような雰囲気も楽しい。
ばか値市が名物
食べ物の店だけでなく、衣料品店や雑貨店も多く、店を眺めているだけでも楽しめる。毎月10日は「ばか値市」という特売日があり、もともと安さが売りの商店街はさらに活気づく。ほかにもさまざまなイベントを開催しており、商店街の人々のつながりも強く感じられる。古くから続く名店もたくさんあるのでぜひ訪れたい。散策しながら、商店街の人々のやさしさや温かさを感じてみよう。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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