代官山ヒルサイドテラス

複合施設/商業施設

名建築とハイセンスなショップで感性を磨く

恵比寿、中目黒、代官山を結ぶ鎗ヶ崎交差点。この交差点から旧山手通り沿いに並ぶ、おしゃれなショップやカフェ、ギャラリーなどを擁する複数棟の建物が代官山ヒルサイドテラスだ。

緑豊かで居心地は抜群だ} 緑豊かで居心地は抜群だ

建築好き必見の日本を代表する建物

代官山ヒルサイドテラスは、渋谷区猿楽町・鉢山町の旧山手通り沿いに建つ、集合住宅や店舗、オフィスなどからなる複合施設だ。この建物を設計したのは、建築家の槇文彦(まきふみひこ)。国内では東京表参道の「スパイラル」や「幕張メッセ」などを手がけ、海外ではアメリカ・ニューヨークの「4ワールド・トレード・センター」などの設計で知られる世界的な建築家だ。この建物は彼の代表作のひとつで、第1期が竣工した1969年(昭和44)から1998年(平成10)まで30年の歳月をかけて建てられた。建物はケヤキの巨木よりも低く抑えられ、シンプルでありながら有機的な外観は、周囲の自然に見事に溶け込んでいる。その美しさは半世紀を経た今でも古びることなく、現在も多くの建築好きの人たちの心をひきつけて止まない。

窓の形やタイルの柄など細部にもこだわりが見られる} 窓の形やタイルの柄など細部にもこだわりが見られる

ここでしか出合えないショップも多い

A-G棟まで複数の棟でなる代官山ヒルサイドテラスに入っているのは、ほかの複合施設ではあまり見られない個性的で洗練されたショップやカフェ、レストランが多く、見ごたえ十分。このほか、国内外のアーティストの展示会が催されるギャラリーがあるほか、音楽や写真のイベントや、古書や骨董の市が開かれるヒルサイドマーケットも定期的に開催されており、のぞいて歩くだけでもセンスを磨けそうだ。

太陽の光がたっぷり差し込むギャラリー} 太陽の光がたっぷり差し込むギャラリー

代官山の発展はここから始まった

この施設を語るうえでもうひとつ欠かせないのが、オーナーである朝倉家。もとは現在の渋谷周辺の名士だった朝倉家だが、第二次大戦後、所有していた土地の大部分を失い、手元に残った旧山手通り沿いの土地を生かした不動産経営を検討した。当時なにもなかったこのエリアだが、槇文彦や地域の人々と協力しながら、現在の賑やかで洗練された代官山の基礎を築いた功績は大きい。朝倉家の本宅は、「旧朝倉家住宅」として重要文化財に指定され、代官山ヒルサイドテラスに隣接するかたちで残されているので、こちらも合わせて訪れてみるといいだろう。

敷地の一角には朝倉家によって古墳・猿楽塚上に創建された神社もある} 敷地の一角には朝倉家によって古墳・猿楽塚上に創建された神社もある

すべての棟の趣が異なるのでよく見学してみよう} すべての棟の趣が異なるのでよく見学してみよう

スポット詳細

住所
東京都渋谷区猿楽町29-18 ヒルサイドテラスE棟 map map 地図
電話番号
0354893705
駐車場
有(12台)
※貸切でご利用になれない場合もあります。
クレジットカード
(店舗により異なる)

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました