東京ディズニーリゾート

東京ディズニーランドのランドマーク的存在、シンデレラ城　(C)Disney

アメリカ以外では、初めてのディズニーテーマパーク

東京ディズニーランドはアメリカ・カリフォルニア州のディズニーリゾート、フロリダ州のディズニーワールドに次ぎ、アメリカ以外で初めて建設されたディズニーのテーマパークで、1983年(昭和58)、浦安市舞浜に開園した。その後東京ディズニーシーの開業を経てリゾートへ発展した。園内には各種アトラクションがあり、ミッキーマウスらのショーやイベントも随時行われるので、何度訪れても飽きることがない。最寄り駅はJR京葉線・舞浜駅。ここからリゾート内を周回するモノレールのディズニーリゾートラインに乗り込めば、ミッキーマウスをモチーフにした窓枠や吊革の車内にディズニーの音楽が流れ、あっというまに夢の世界へ引き込まれていく。

ぜひ乗ってみたい、新型車両「リゾートライナー(タイプC)」の車内　(C)Disney

小さな子どもから大人までディズニーの世界を満喫

「東京ディズニーランド(以後TDL)」ではミッキーやミニーマウスのほか、シンデレラ、白雪姫、アリス、くまのプーさんなど、小さな子どもでも知っているたくさんのディズニーアニメーションのキャラクターに出会うことができる。TDLには、心和む「イッツ・ア・スモールワールド」から迫力ある映画『スター・ウォーズ』の世界を体験できる「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」まで、どの世代でも楽しめるアトラクションが勢ぞろい。昼夜問わず、定期的に人気のキャラクターが登場するパレードも行われている。一緒に写真を撮るなど、キャラクターと触れ合うことのできる「キャラクターグリーティング」もディズニーリゾートならではのお楽しみだ。

ディズニーの仲間たちが登場するパレードは連日子どもたちにも大人気　(C)Disney

世界で唯一の東京ディズニーシー

2001年(平成13)にできた「東京ディズニーシー(以後TDS)」は、海をテーマに7つのテーマポート(エリア)に分かれ、冒険とイマジネーションの世界を体験できるテーマパーク。エントランスを抜けてすぐ現れるのは南ヨーロッパをテーマにした港町「メディテレーニアンハーバー」だ。イタリアの港町を模した街並みや、ヴェネツィアや大航海時代の要塞を思わせる風景は異国情緒たっぷりで、まるでヨーロッパの町角に迷い込んだよう。ミッキーマウスやドナルドダックなどのキャラクターと出会えるだけでなく、映画『インディ・ジョーンズ』シリーズのようなリアルな世界も表現し、華やかでありながらシックなたたずまいがTDSの魅力。また、2024年(令和6)春には『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』をテーマにしたエリアからなる新テーマポート「ファンタジースプリングス」をオープンさせる予定だ。

東京ディズニーシーのランドマークといえば、一日に数回噴火するお楽しみもあるプロメテウス火山　(C)Disney

大人向けのアトラクションも多いTDS。シックなエレクトリックレールウェイの向こうに見える「タワー・オブ・テラー」でわくわくの恐怖体験を　(C)Disney

東京ディズニーリゾートに泊まろう

時間を忘れて思いっきり東京ディズニーリゾートを満喫したいなら、リゾート内にあるホテルに泊まるのもおすすめ。リゾート内にはTDLの真正面に位置する「東京ディズニーランドⓇホテル」ほか個性あふれるホテルが点在。2022年(令和4)春には「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーⓇホテル」も誕生し、5つのホテルがもてなしてくれる。ホテル内では、あちこちに隠れているミッキーやミニーを探したり、一部のレストランではキャラクターと写真撮影ができたり、お楽しみもいっぱいだ。「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタⓇ」はTDS内にあり、ディズニーテーマパーク一体型ホテル。一日中ディズニーの世界に浸ることができる。

ディズニー映画『ふしぎの国のアリス』の世界観が広がる客室(東京ディズニーランドホテル客室例)　(C)Disney

イタリアンクラシックをコンセプトにした上質な空間のなかで滞在を楽しむことができる「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」　(C)Disney