波戸岬
玄界灘を眺めるならここ。九州最西北端にある岬
波戸岬まではJR唐津駅から車で40分
波戸岬は、佐賀県唐津市鎮西町に属し、東松浦半島の最尖端に位置している。JR唐津駅からは車で約40分。玄界灘沿いを走る国道382号を北へ走り、名護屋城跡を少し越えたところを右へ曲がると岬に到着する。唐津駅からは路線バスも運行されており、バスで来た場合は「波戸岬」バス停で下車しよう。波戸岬には、「波戸岬海浜公園」や「さざえのつぼ焼き小屋」、「玄海海中展望塔」などの施設が整備され、子どもから大人まで誰でも楽しめる。
夕日に照らされた海景も美しい
岬先端の少し手前に駐車場があるので、車を停めて徒歩で絶景スポットへ。10分ほど歩くと、九州最北西端部に到着する。玄界灘の大海原が一面に広がり、天気のいい日には対馬も遠望できる。特に夕日が海に沈む景色は格別だ。波戸岬は語呂合わせで「ハート岬」とも呼ばれ、「恋人の聖地」にも認定されている。恋人の聖地は恋人の聖地プロジェクトによって、プロポーズにふさわしいロマンティックな観光スポットとして選定されたもので、実際、夕方の時間帯を狙ってここに訪れるカップルや家族連れも多い。
服を着たまま海中散歩も楽しめる
玄界灘は多種多様な魚介が獲れることで知られる。朝鮮半島から南へと流れるリマン海流と九州の西側を北へと流れる対馬海流が玄界灘付近でぶつかり、栄養豊富なプランクトンが大量に発生。それを求めて魚が集まってくる。玄界灘が「海産物の宝庫」とも称されるゆえんだ。波戸岬にある「玄海海中展望塔」では、服を着たまま海中観察が楽しめる。塔の中には水深7mの海中展望室があり、24か所の海中窓から海の中をのぞくことができる。マイワシ、クロダイ、アイゴ、チヌなどが特によく見られ、まさに天然の水族館だ。
波戸岬名物「さざえのつぼ焼き」も味わおう
ハイキングや海中観察を堪能したあとの〆は「さざえのつぼ焼き」だ。玄界灘の荒波で育ったサザエは立派な角が特徴で、波戸岬にはさざえのつぼ焼きの売店が並んでいる。売店ではサザエのほかイカやアワビも炉端焼きで味わえるのもうれしい。ほかにも波戸岬周辺には、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に本拠地とした「名護屋城跡」、ハープを2つ並べた形をした「呼子大橋」など、数多くの観光スポットがある。波戸岬と合わせて立ち寄ってみてはいかがだろうか。
スポット詳細
- 住所
- 佐賀県唐津市鎮西町波戸 地図
- エリア
- 唐津・呼子・玄海エリア
- 電話番号
- 0955743355
- 駐車場
-
あり(約330台)
※無料(一部有料あり)
情報提供: ナビタイムジャパン