大村公園

公園/緑地

歴史と美しい花々が共鳴する、長崎屈指の自然公園

1599年(慶長4)大村藩初代藩主・大村喜前(よしあき)が築城してから12代純熈(すみひろ)まで、270年余り居城だった玖島城(くしまじょう)のあった場所。桜とハナショウブの名所で、遠くからも見物客が訪れる。

常夜燈を模した入り口の碑にも情緒がある} 常夜燈を模した入り口の碑にも情緒がある

大村市役所の隣に広がる情緒あふれる公園

大村公園は玖島城跡を整備してできた公園で、現在は大きな池を中心に玖島城跡、大村神社を含んだ広域を大村公園と称している。周囲には市役所、野球場、陸上競技場などがあり、多くの市民が集まるエリアだ。公園の入り口を入ると鳥居が並び、200mほどの桜並木が続く城壁の中へと進むと、青々とした森の木々や石垣を覆う苔が、1992年(平成4)に復元された板敷櫓を引き立てている。

大村湾を一望する板敷櫓の足元には、5~6月になると鮮やかなハナショウブがいっせいに花を咲かせる} 大村湾を一望する板敷櫓の足元には、5~6月になると鮮やかなハナショウブがいっせいに花を咲かせる

城跡ファンも多く訪れる大村公園。「日本の歴史公園百選」にも選定されている} 城跡ファンも多く訪れる大村公園。「日本の歴史公園百選」にも選定されている

天然記念物の桜と共存する大村神社

神社の境内に足を踏み入れたら、拝殿の手前にあるオオムラザクラに注目しよう。オオムラザクラは大村神社の境内で発見された珍しい桜で、国の天然記念物に指定されている。八重桜を2つに重ねた様な独特の二段咲きの桜で、花弁の数が60~200枚にも及ぶ。極めて優美で気品高く、名桜中の名桜、里桜のなかの逸品といわれている。見頃は4月上~中旬。「おおむら花まつり」の期間中はライトアップされ、日中とはまた趣の違う夜桜を鑑賞することができる。境内にはさまざまな石碑や銅像が並んでいるので、歴代藩祖を祀った神社の雰囲気を味わいつつ、ゆっくりと巡りたい。

1805年(文化2)の創建と伝わる大村神社の拝殿。手前の左右に2本のオオムラザクラがある} 1805年(文化2)の創建と伝わる大村神社の拝殿。手前の左右に2本のオオムラザクラがある

西日本随一の花菖蒲園

大村公園のもうひとつの魅力が、九州最大級の花菖蒲園だ。園地面積9500平方メートルに江戸系110種、肥後系48種、伊勢系13種の合計171種が咲き誇る。約30万本もの鮮やかな花々がとても印象的。満開の時期には絨毯のように一面に広がったハナショウブに圧倒されるだろう。玖島城跡とハナショウブが咲く風景をぜひとも写真に収めておきたい。園内では桜やハナショウブのほかにもツツジ、アジサイなど四季折々の植物を楽しむことができる。池を中心に散策をしたり、天気が良ければピクニックをしたりと、思いおもいの方法で公園を満喫しよう。

「日本のさくら名所百選の地」に選ばれた花の名所} 「日本のさくら名所百選の地」に選ばれた花の名所

毎年5〜6月には約30万本のハナショウブが公園内を埋め尽くす} 毎年5〜6月には約30万本のハナショウブが公園内を埋め尽くす

園内の池にはカメ、鯉、水鳥などが生息している} 園内の池にはカメ、鯉、水鳥などが生息している

スポット詳細

住所
長崎県大村市玖島1-43 map map 地図
電話番号
0957523605
時間
終日開放
休業日
年中無休
料金
[入園料]無料
駐車場
あり(140台、花まつり期間は臨時駐車場あり)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
あり(OMURA CITY Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1,001-3,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
備考
※電話番号は大村公園観光案内所に繋がります。

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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