道の駅 させぼっくす99

フードコートでは佐世保名物自衛隊カレーも食べられる。「護衛艦さわぎりカレー」(1200円)

楽しくておいしい！佐世保の魅力が満載

道の駅「させぼっくす99」は、西九州自動車道相浦中里ICを降りてすぐ、県道11号線沿いに位置する。佐世保中央ICから車で約5分の相浦中里ICまでは無料区間なので、ドライブの途中に気軽に立ち寄れるのがうれしい。普通車82台、大型車8台を収容できる広い駐車場に面して、特産品や土産物を販売する「銘品館」、地元グルメを提供する「フード館」、24時間利用可・無料Wi-Fi完備の「情報・休憩コーナー」、トイレなどが並ぶ。近くには208もの島々が大海原に浮かぶ絶景スポット「九十九島(くじゅうくしま)」があり、観光の合間の食事や買い物にも便利だ。「九十九」には「数えきれないほどたくさん」という意味があり、「させぼっくす99」という名前には、佐世保の魅力がたくさん詰まった宝箱のような場所、という想いが込められているそうだ。

右側が「銘品館」、左側が「フード館」。さらに左手に「情報・休憩コーナー」がある

佐世保のお土産を探すなら「銘品館」へ

駐車場から見て右手にある「銘品館」には、定番のお菓子から特産品やお酒まで、佐世保のおいしいものがぎっしりと並んでいる。「九十九島せんぺい」「ぽると」といった銘菓はもちろん、地元産の「世知原茶(せちばるちゃ)」を使ったフィナンシェ、「佐世保開港ロールケーキ」など、ここでしか買えないオリジナルスイーツも人気。また佐世保の老舗レストラン「蜂の家」のカレーとジャンボシュークリーム、佐世保バーガー、長崎ちゃんぽんなど地元グルメが勢ぞろいし、ついあれもこれもと欲しくなってしまう。

「銘品館」では佐世保の特産品を中心に、長崎の味を幅広く取りそろえる

「梅ヶ枝酒造」をはじめ地元の酒蔵の日本酒や焼酎、リキュールなども充実

佐世保には海上自衛隊基地と陸上自衛隊駐屯地があることから、自衛隊グッズも販売している。キーホルダーやマグカップなどの小物から、マスコットのぬいぐるみ、海軍帽子、護衛艦の模型、オリジナルのお菓子まで、マニアにはたまらない品ぞろえだ。特に佐世保土産として人気なのが「自衛隊カレー」。ビーフカレーの「護衛艦こんごう」、いかすみ&牛すじカレーの「護衛艦さわぎり」、シーフードカレーの「掃海艇やくしまMSC」などバリエーションが豊富なので、味比べをしてみるのもいい。

レトルトパックの「自衛隊カレー」は1つ540円～

「銘品館」の隣にある建物では、干物や水産加工品などを販売

「フード館」で自衛隊カレーやご当地グルメを楽しむ

「銘品館」の隣にある「フード館」は、地元の人も利用する人気のフードコート。ちゃんぽんと皿うどんがおいしい「いつき」、自衛隊カレーやレモンステーキ、佐世保バーガーなど豊富なメニューがそろう「ミリタリー食堂」、新鮮なアジや干物が自慢の「かけはし水産」などがあり、手軽に地元グルメを味わうことができる。なかでも高い人気を誇るのが「ミリタリー食堂」の自衛隊カレー。海上自衛隊で作られているレシピを再現し、艦艇で実際に使用されているプレートに盛りつけられたカレーは、見た目も味もインパクト大。フードコートで提供しているメニューの多くは「銘品館」で販売しているので、気に入ったものがあればお土産に買って帰れるのもうれしい。

老舗レストランなど4店舗が腕を振るうフード館は地元客にも観光客にも人気

大きなアジが2枚載った「かけはし水産」の「東浜あじフライ定食」(850円)