北九州市立美術館

美術館

4.0

北九州エリア

葛飾北斎からモネまで！　多彩な所蔵品を誇る北九州のランドマーク

2本の飛び出た筒が印象的な「北九州市立美術館」。葛飾北斎やクロード・モネなど著名な画家の作品を所蔵・展示している美術館だ。館内にはグッズを買える「ミュージアムショップ」やくつろげる「カフェ」もある。

設計は建築家・磯崎新氏。奇抜なデザインは「丘の上の双眼鏡」とも称される

北九州市のほぼ中心に位置し、1974年(昭和49)に市のランドマークとして設立された「北九州市立美術館」。「美術の森公園」の敷地内にある美術館だ。美術館では葛飾北斎や喜多川歌麿など歴史上の人物の作品や草間彌生やバスキアなどの現代美術作品、また日本人にも人気が高いクロード・モネ、ドガ、ルノワールなどの作品を所蔵している。これらの所蔵作品はコレクション展にて展示し、市民に美術鑑賞の場を提供している。また1987年(昭和62)には地元アーティストの発表の場を設けることを目的に、別館(アネックス)を増築。アネックス市民ギャラリーでは多彩なアーティストや団体が作品を展示している。

国内外の近・現代美術を中心に豊富なコレクションを所蔵

開放的な空間が広がるエントランスホール

北九州市立美術館ではこれまで多彩なジャンルの展覧会を開催してきた。2021年(令和3)12月に開催した「ロートレックとベル・ベルエポックの巴里-1900年」では、ポスターや版画集などのロートレック作品を中心に展示し、「ホログラフィー・アートの先駆者　石井勢津子」では、美術館が本格的にホログラム・アートを紹介した。また、「スコットランド国立美術館　THE GREATS 美の巨匠たち」では、ラファエロ、エル・グレコ、レンブラントなどルネサンス期から19世紀後半までの西洋絵画史を代表する巨匠たちの作品を展示した。開催中のものも含め、展覧会の年間スケジュールは公式サイトにて掲載している。興味のある展覧会にはぜひ足を運ぼう。

オリジナルグッズや所蔵品の関連グッズが並ぶミュージアムショップ

北九州市立美術館は「美術の森公園」の敷地内にある。美術の森公園およびその周辺は木々が生い茂り、24点の彫刻作品が点在するなど、まさに「美術の森」の名のとおりの景色が広がる。美術館の入り口には彫刻作品の案内板もあるので、一度目を通してから散策しても良いだろう。また、遊歩道を登っていくと展望台のある広場に出る。展望台からは市街地を一望できるほか、北九州市の夜景スポットとして有名な「皿倉山」まで見通すことができるので、ゆっくり北九州の景色を堪能しよう。そのほか、美術館の裏側には、正面から印象的に見えていた2つの筒を間近で確認できるスポットもある。間近で見ると、正面から見たときとはまた違った印象を受けるはずだ。

ガラス張りの窓から美術の森公園の森も見える

眺望も素晴らしい「カフェ・ミュゼ」。ゆっくりくつろげる

北九州市立美術館から東に約6km、JR九州・西小倉駅近くの商業施設「リバーウォーク北九州」には「北九州市立美術館分館」が入っている。分館は2003年(平成15)に開設された、アートを身近に感じられる都市型ギャラリーだ。北九州市立美術館に比べると美術館自体の規模は小さいが、歌舞伎絵やフィギュア、写真展など魅力的な展覧会を随時実施している。駅チカでアクセスも良いため、北九州市立美術館の帰りに立ち寄ってみても良いだろう。

眺望のよさで知られ、空気がすんだ日は洞海湾まで見渡せる

スポット詳細

住所: 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1 地図
エリア: 北九州エリア
電話番号: 0938827777
時間: 9:30-17:30(入館は17:00まで)
休業日: 月(祝の場合は翌日)、年末年始
料金: [コレクション展]大人300円、高大生200円、小中学生100円
※企画展は別途
駐車場: あり(210台)
クレジットカード: 不可
電子マネー/スマートフォン決済: 可(PayPay)
Wi-Fi: あり(Kitakyushu-City Free Wi-F)
コンセント口: なし
喫煙: 可(屋外の喫煙所のみ)
英語メニュー: あり(一部のみ)
平均予算: 【昼】1-1,000円
滞在目安時間: 60-120分
車椅子での入店: 可
乳幼児の入店: 可

情報提供：ナビタイムジャパン

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クチコミ

展望が良いです。

投稿日 : 2022.07.24

リニューアルオープンして綺麗になった美術館。ルノワールやモネの絵画を見る事ができます。今年はスコットランド美術館展も開催される予定です。ここからの北九州の展望はとても素敵です。交通の便が悪いので、市街の方はタクシーでいく事をお勧めします。
がっかり

投稿日 : 2021.03.02

リニューアル後、三回目の訪問。今回は歌川国芳展に行った。同時開催で、コレクション展示室では野見山暁治をやってたので、それも見ようと三階へ階段で上がった。企画展チケットを見せると、別料金なので一階でチケット買ってこいと言われた。従来は企画展料金にコレクション展は含まれていたはずだが、何たることだ。別にしたならしたで、企画展チケット買うときにコレクション展も観るかどうかを聞くべきだ。普通はそうす...
景色の良い美術館

投稿日 : 2021.01.12

高台にあるため見晴らしが良く、美術館の鑑賞はしなかっだけれど、気分転換にいきました。中には、カフェがあり、景色をみながら、お茶できます。