芥屋の大門
圧倒的な自然の力! ダイナミックな奇岩は一見の価値あり
自然の力が生み出した迫力の景観!
玄界国定公園の見どころのひとつ、糸島の北西端にある景勝地・芥屋の大門。日本三大玄武洞(芥屋の大門・佐賀県唐津七ツ釜・兵庫県豊岡市玄武洞)のなかでも最も大きく、1966年(昭和41)に国の天然記念物に指定されている。六角形や八角形の玄武岩が柱状節理を成してそそり立つ姿はまさに圧巻といえる。ちなみに玄武岩とは、火山活動によってできた火山石の一種で、数百万年-数千年前にできたと推定されており、太古のロマンを感じられる。海蝕によってできた洞窟は、高さ64m・幅2-10m・奥行き90mほど。玄界灘に向け黒々とした口を開く姿は神秘的で、思わず写真を撮りたくなる絶景だ。海の荒れやすい冬季を除く3月16日-11月30日までは、芥屋漁港から遊覧船が出航。天候が良く波が穏やかなときは、船上から洞窟内を観賞することもできるので、おすすめだ。
遊覧船(冬季は運休)で海上観賞がおすすめ
さっそく遊覧船乗り場へ向かおう。遊覧船乗り場は、漁船が停泊する港を回り込んだ、レストラン「磯の屋」の先にある。船は、月-金曜の9:30-12:30/13:30-16:15(45分間隔)、土・日曜、祝日の9:30-12:30/13:30-16:30(30分間隔)に運航。悪天候時はもちろん、晴れていても海の荒れ方次第で欠航となる場合もあるので、電話で事前確認すると安心だ。チケットを購入したら、いざ出発! 港を出て5分ほどで、芥屋の大門の岸壁が見えてくる。海上にそそり立つ壮大な姿に思わず身を乗り出してしまう。まずは、ゆっくりと外周を旋回。海と洞窟内が落ち着いていて、安全だと判断された日は、いよいよ洞窟の中へ!
自然がつくり出したアートに思わず釘付け!
洞窟の開口部は10mほどあるが、奥に進むにつれてだんだんと狭くなり、次第に船がギリギリ通れるくらいの狭さになる。船がすっぽりと入ったところでしばし停船し、観賞タイムとなる。このように波によって岩が削られてできた洞窟は「海食洞」と呼ばれ、時とともに岩質の弱い部分が浸食され、次第に奥行きが深くなるという。船からはむき出しの玄武岩がよく見える。六角形や八角形の岩を敷き詰めたようにも見えるが、実際には柱状に割れ目が入った状態で「柱状節理」と呼ばれている。頭上に広がるアリの巣のようにも見える天井には人の手はいっさい加えられていない。自然が生み出したアートのスケールの大きさに、思わず圧倒される瞬間だ。
展望台への道は、隠れた人気スポット!?
洞窟観賞のあとは、芥屋の大門公園の展望台へ行こう。公園といっても遊具などがあるわけではなく、遊歩道と小さな展望台のみ。しかし、ここが隠れた人気スポットなのだ。展望台へと向かう遊歩道は、まるで深い森の小道のよう。一歩足を踏み入れると、ヤブツバキなどの木々がトンネルのように生い茂り、物語の世界に迷い込んだ気分に。木々のささやきが聞こえてきそうな幻想的な雰囲気が、「トトロの森にそっくり!」と注目を集めているのだとか。奥へと続く階段を登り、森を抜けると、およそ5分で展望台に到着。糸島の海岸線はもちろん、芥屋の大門の断崖も一望のもと。遊覧船から見る角度とちょうど真逆で、岸壁の後頭部辺りが見える。雄大な玄界灘の景色を心ゆくまで堪能しよう。
スポット詳細
- 住所
- 福岡県糸島市志摩芥屋
- エリア
- 福岡市北西部・糸島エリア
- 電話番号
- 0923222098
- 時間
- 24時間
- 料金
- 無料
- 駐車場
-
あり 約50台
※芥屋の大門公園駐車場
情報提供: ナビタイムジャパン
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