徳島中央公園
徳島城の歴史を散りばめた近代公園
城門や堀が歴史情緒を漂わせる
JR徳島駅から徒歩で5分ほど歩けば、自然豊かな徳島中央公園にたどり着く。入口はたくさんあるが、まずは「鷲の門」を目指すルートがおすすめだ。徳島城の南東、巽(たつみ)に位置する城門は、幕府に「鷲を飼うから」と申し立てて建造したと伝えられている。1945年(昭和20)の大空襲によって焼失したが、1989年(平成元)に復元された。門に向かって右側には徳島城を守るための堀があり、見事な青石を用いた石垣を見ることができる。また、堀を北の方角に歩くと、徳島城の鬼門にあたる「数寄屋橋」が架かっている。凶事の際以外は開かれることのなかった門だったが、今は当時をほうふつとさせる木製の橋が架かっている。数寄屋橋を渡ってすぐに縄文時代後期の洞窟遺跡「城山の貝塚」があるので、興味のある人は見ておこう。
徳島藩の歴史的資料や史跡が集結
徳島中央公園内の北側には城山(しろやま)と呼ばれる標高61mの山がある。かつて徳島城があった場所で、貴重な樹木が数多く生息している。市民の憩いの場となっているのは、公園の南東部。お花見広場は桜の名所としても知られ、春になると満開の花が広場を埋め尽くす。すぐ前にある「徳島城博物館」は、徳島藩や蜂須賀家に関する歴史資料や美術工芸品を展示。年に6回の企画・特別展示も人気を呼んでおり、徳島市を代表する観光スポットとなっている。また、博物館には「旧徳島城表御殿庭園」が隣接。徳島藩主である蜂須賀公の居間や表書院の庭として造られたもので、国指定の名勝となっている。枯山水庭や築山泉水庭を回遊することができるので、散策がてら立ち寄ってみると良いだろう。
徳島市内の主要観光も徒歩圏内
ちなみに2006年(平成18)には、徳島中央公園内の徳島城跡が国指定史跡となった。江戸時代の遺産を生かした近代公園を巡りながら、徳島藩の歴史に思いを馳せてみるのも一興だ。ほかにも、阿波国の大名に命じられて徳島藩祖となった蜂須賀家政の像や甘い香りを漂わせるバラ園、SL展示場など、広い公園内には見どころがいっぱい。昭和レトロな売店で休憩することもできるなど、マイペースな時間を過ごすことができる。また、公園から20分ほど歩けば眉山のふもとまで移動できるため、「阿波おどり会館」で本場の阿波踊りを楽しんだり、ロープウエイで頂上まで登ったりしながら徳島市の観光スポットを満喫することが可能だ。徳島巡りのスケジュールに徳島中央公園での散策を組み込み、自分の足で多くの発見や感動を見つけてほしい。
スポット詳細
- 住所
- 徳島県徳島市徳島町城内1番外
- エリア
- 徳島市周辺エリア
- 電話番号
- 0886215295
- 時間
- 24時間
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(205台)
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 季節を楽しめそうです
- 徳島城跡地に有る公園です。訪問は10月なのであまり印象は有りませんが、桜や紅葉になると、とても魅力ある公園に様変わりしそうですね。私が行った時には野外に芸術作品を展示していました。市民の憩いの公園です。
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- 桜の名所、オススメです。
- 徳島駅すぐ北側にある徳島中央公園です。桜の名所ということで平日の午後に伺いました。桜は満開で、至るところに咲き乱れ本当に綺麗でした。ちょうど春休みシーズンで子ども、家族連れが多かったです。幼稚園(保育園?)お散歩コースにもなってました。
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- 緑の石垣とイチョウの黄葉
- 天守閣などの城郭残っていませんが、地元の名産である阿波青石という緑泥片岩で築かれた石垣が重厚で見応えがあります。広々とした園内は遊歩道も整備されており、イチョウの黄葉もきれいでした。
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