高津柿本神社
万葉の大歌人・柿本人麻呂を祀り、「人丸さん」と親しまれる神社
「万葉公園」が広がる丘陵地の一角に、万葉の大歌人・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)を祀る神社が立つ。人麻呂は天武、持統、文武天皇に宮廷歌人として仕え、大宝年間に石見国府の役人として石見に下り、石見相聞歌などを残した。そして724年(神亀元年)、石見高津の鴨島で逝去したと伝わる。聖武天皇の勅命によって鴨島に人麿(人麻呂)を祀る人丸社が創建。しかし1026年(万寿3)の大地震で鴨島は海底に沈み、御神体が高津松崎の地に漂着。地区民がそこに人丸社を再建し、長年信仰を集めたが、1681年(延宝9)に津和野藩主がこの地へ移して、本殿、拝殿、楼門を建立した。石段を登ると、「人麿社」の扁額のかかる楼門が迎えてくれる。宝物館には天皇や親王、公卿が詠んだ和歌などが収蔵される。学問の神として知られるが、人麿(人麻呂)は「人丸(ひとまる)」とも表記され、「人産まる」「火止まる」を連想させることから、安産や火防にもご利益ありとされる。また、恋歌を多く残した人麿にあやかって、恋愛成就を願う人も多い。全国にある柿本神社の本社とされ、「人丸さん」と呼ばれて親しまれている。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 人麻呂さんに会えた!
- 実は人麻呂さんは 奈良の人と勝手に思っていたので びっくりしました。立派な社殿が有り 奥まったところに檜皮葺の屋根が見えたのですが 近くに行く事が出来ない様になっていました。残念でした。
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- 人麻呂像は、さすがに筆を持って歌を詠む姿
- 益田市の高津柿本神社。万葉集の随一の歌人、柿本人麻呂を祀る。人麻呂は石見地方で終焉を迎えました。人麻呂像は、さすがに筆を持って歌を詠む姿。江戸時代の再建の社殿ですが、どっしりとした趣あるものです。
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- 豆まき
- 節分の豆まきがあるということで、高津柿本神社に行ってきました。 健康の為、家からウオーキングで行きました。麓には、植木市や屋台もでていました。石段を1つ1つ登っていきようやく到着...
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