ホンダコレクションホール

博物館/科学館

「ホンモノが語る展示」。車に興味なくても行く価値あり!

国内有数のサーキット場を有する「モビリティリゾートもてぎ」内の博物館で、ホンダの往年の名車からレースカーまでずらり。車好きには言わずもがな、車に興味がなくても来た価値を感じられる展示空間だ。時代を担ってきた製品が語りかけるものを感じてほしい。

1階ロビーにはF1で優勝した「RA272」やホンダ初の市販乗用車「S500」を展示} 1階ロビーにはF1で優勝した「RA272」やホンダ初の市販乗用車「S500」を展示

ホンダに携わる人々の情熱が伝わる

本田技研工業傘下のホンダモビリティランドが運営するミュージアム。1998年(平成10)、ホンダの原点の精神を伝えたいという想いのもと開館した。その展示空間はロビーから目を見張る。3階まで延びる吹き抜け、全面ガラス窓の向こうに広がる緑、車のエンジンのピストンリングをモチーフにした「夢」と書かれたオブジェ、その間に展示されている往年の名車。入館してすぐに期待を膨らませてくれる空間だ。最初に目にするオブジェ「夢リング」の夢という文字はホンダの創業者・本田宗一郎によるもの。「自らの手で何かをつくりたい」という一心でピストンリング製造に挑戦した創業者、そのものづくりの原点を表すものとして、この博物館全体を象徴するオブジェとなっている。

「モビリティリゾートもてぎ」にはサーキット場に隣接したレジャー施設もあるので、立ち寄りスポットとしてもオススメ} 「モビリティリゾートもてぎ」にはサーキット場に隣接したレジャー施設もあるので、立ち寄りスポットとしてもオススメ

創業者が「アート商会浜松支店」時代に製造したカーチス号。1924年(大正13)の第5回日本自動車競争で優勝を遂げた} 創業者が「アート商会浜松支店」時代に製造したカーチス号。1924年(大正13)の第5回日本自動車競争で優勝を遂げた

ホンダ初の四輪車であり四輪の原点となった「SPORTS 360」} ホンダ初の四輪車であり四輪の原点となった「SPORTS 360」

当時の想いを紡ぐ言葉や広告に注目

時期によって企画展も開催しているが、基本は常設展示を楽しめる。1階はホンダを代表する製品やレーシングマシンとともに、ホンダのルーツである、ものづくりとレースに対する想いを紹介。2階は「人の役に立つものを創る」という精神のもとで生産された四輪および二輪の市販車を展示。3階では四輪・二輪の歴代レース車両を展示している。展示車両によって音声ガイドも提供。どの展示も「ああ、懐かしい」や「カッコいい」などと感嘆してしまう。車両の展示とともに、その製品が販売され始めた頃の広告写真、創業者をはじめ製造に携わる人々の想い、言葉なども紹介。広告写真は、当時を知る人はしみじみと、当時を知らない人には、現代とはまた異なる宣伝物の趣を楽しんで見られる。さらに創業者の格言ともいえる言葉の数々は、製造業にかかわらず、社会で役に立つと思えるものばかり。車両だけでなくパネルの内容にもじっくり着目してみよう。車両は予告なく入れ替える場合があるのでご注意を。

大型バイクの価値観を変えたといわれる「元祖ナナハン」をはじめ、たくさんの自動二輪を展示する2階南棟} 大型バイクの価値観を変えたといわれる「元祖ナナハン」をはじめ、たくさんの自動二輪を展示する2階南棟

人々の生活をよくするためにと開発した、農耕機販売当時の広告やエピソード} 人々の生活をよくするためにと開発した、農耕機販売当時の広告やエピソード

初の四輪市販車、DOHC軽トラック「T360」など四輪市販車展示スペース} 初の四輪市販車、DOHC軽トラック「T360」など四輪市販車展示スペース

ピット工房でプチ製造体験!

1階展示室の外には、電動カートの組み立て体験ができる「ピット工房」がある。タイヤとサスペンションを自分で組み付けてテストコースで走行、ピットに戻り下回りを違う硬さのものに替え、またコースを走ることで、その違いを体感できる。最後はパーツをはずして片付けるところまでで終了。車に興味のある子どもから大人まで人気のプチ製造体験だ。同じく1階の南棟にはミュージアムショップもあるのでお見逃しなく!

ピット工房での組み付けの様子。テスト走行も含めて所要60分、体験料金1100円} ピット工房での組み付けの様子。テスト走行も含めて所要60分、体験料金1100円

スポット詳細

住所
栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1 map map 地図
エリア
益子エリア
電話番号
0285640001
時間
10:00-17:00
※季節・曜日により変動あり
休業日
無休
[12-2月]火、水(年末年始を除く)
※冬季に施設メンテナンス休業あり
料金
[入館料]無料
※別途モビリティリゾートもてぎ入場料・駐車料必要
駐車場
あり
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、Apple Pay、Google Pay、PayPay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY)
Wi-Fi
あり
コンセント口
あり
喫煙
不可(屋外の喫煙エリアのみ可)
英語メニュー
あり
滞在目安時間
30-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい
備考
※2022年3月より「ツインリンクもてぎ」の施設名称が「モビリティリゾートもてぎ」に変更になりました。

※2024年春に向けたリニューアルのため2023/12/4(月)から休業

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • セナのF1実車に感動
    5.0 投稿日 : 2020.11.08
    ツインリンクもてぎに隣接する自動車博物館。無料だがかなり充実している。3階にはF1で使われた実車がずらりと展示されていて、これだけでもホンダのすごさが分かる。16戦中15勝と圧倒的に強かった1988年にセナが乗った車もあった。セナがその後事故死したことなど、いろいろなことを思い出し、ちょっと感動してしまった。
  • ホンダファン、バイクファンにお勧め!!
    5.0 投稿日 : 2020.08.17
    久しぶりのホンダ車購入を機に、初訪問しました。もちろん来場者を選びますが、ホンダファン、昭和のクルマファン、バイクファン、F1ファンならぜひ行っていただきたい、という施設です。若い時に得たホンダに関する知識を、更新すべき内容も多々ありました。展示製品は、発電機・耕運機、バタバタからNSX、さらにF1まで幅広く、クルマメーカーとして戦後派かつ異端児だったホンダの歴史がよくわかります。二輪は...
  • 泥くさいけど心に滲みる日本のサクセスストーリー
    5.0 投稿日 : 2020.08.13
    世の中が激変している2020年ですが、いや、だからこそ、知っていた話が多かったものの、改めて心を揺さぶられました。75年前の太平洋戦争の焦土から、夢を実現してきた創業者と同僚達の証。一方で妻は、独身時代にローン購入した愛車/Integraが展示してあって、子供らに熱く語っていました。(^_^);

TripAdvisorクチコミ評価

もっと見る

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました