堂ヶ島

その他の名所

夕陽日本一をうたう西伊豆を代表する景勝地

蒼い海に浮かぶ不思議な形をした島や岩、海に沈む夕陽が美しい町、それが西伊豆堂ヶ島だ。三四郎島や天窓洞、遊覧船などの観光スポットをはじめ、温泉、グルメと旅の散策にぴったり。夕陽の町でのんびりと自然を体感しよう。

堂ヶ島の顔ともいえる堂ヶ島園地の眺め} 堂ヶ島の顔ともいえる堂ヶ島園地の眺め

奇石動物園と呼ばれる海岸エリア

伊豆半島の西側に位置し、リアス式海岸が生んだ不思議な形をした岩や島が点在する堂ヶ島。その美しさは伊豆の松島とも称される伊豆屈指の景勝地だ。2018年(平成30)には伊豆半島がユネスコ世界ジオパークに認定。ここ堂ヶ島にも大地の恩恵を受けた景観があふれている。なかでも海岸エリアには馬ロック、イズら(ゴジラ)、亀岩、象島、蛇島、亀甲岩の6つの奇石があり、見る角度によって動物の姿に見えることから「奇石動物園」と名づけられ「日本の奇石百景」に認定されている。全国最多を誇る6つの奇石、そんな自然が織りなす造形美を陸からはもちろん、船からも楽しめると多くの観光客が訪れている。

展望台からみる景色} 展望台からみる景色

層をなす岩肌も美しい} 層をなす岩肌も美しい

美しい光が射し込む神秘的な天窓洞

堂ヶ島遊歩道は岬をぐるりと巡る1周約20分の遊歩道。海側へ進むと海底火山の噴火によって形成された美しい縞模様(斜交層理)の美しい岩肌が現れ、目の前に広がる大海原の絶景とダイナミックな岩場は迫力満点。さらに進むと1935年(昭和10)に国の天然記念物に指定された天窓洞(てんそうどう)に到着する。洞窟中央の天井が丸く抜け落ち天窓となる天窓洞を上からのぞけるのはここだけ。特に春から夏にかけては太陽の傾斜が高く、スポットライトのように洞窟内に日が差し込み青く光った海面を見ることができる。また天窓洞にある南口は洞窟の幅が広く長さは147m。南口から出入りし海から天窓洞を巡る遊覧船ではさらに神秘的な景色を見ることができる。

海が青く光る天窓洞} 海が青く光る天窓洞

約20分の船旅でゆったり。洞窟内から見る天窓洞} 約20分の船旅でゆったり。洞窟内から見る天窓洞

天然記念物三四郎島とトンボロ現象

堂ヶ島の海岸線からよく見えるのが1983年(昭和58)に県の天然記念物に指定された三四郎島。陸地側から象島(伝兵衛島)、中ノ島、沖ノ瀬島、高島の4つの島からなり、見るポイントによって3つにも4つにも見えることからこの名がつけられた。この三四郎島では干潮時に潮位が30cm以下になると、手前にある瀬浜海岸の陸地と三四郎島が地続きになる「トンボロ」という日本でも珍しい現象が見られる。日中三四郎島まで約200mの砂洲を歩いて渡ることができるのは3~9月頃の干潮時刻の前後1時間程度。満潮になると戻れなくなるので注意しよう。潮の引いた海の道では磯遊び気分も味わえる。

トンボロの潮見表は西伊豆町のウェブサイトに掲載されているので事前の確認がおすすめ} トンボロの潮見表は西伊豆町のウェブサイトに掲載されているので事前の確認がおすすめ

堂ヶ島から足を延ばして観光巡り

一年中、海に夕陽が沈む姿を望める西伊豆。堂ヶ島にも多くの絶景スポットがありカメラマンで賑わっている。そのほか、徒歩での移動が可能な沢田エリアや浮島(ふとう)エリアから見る夕陽や海岸線の景色もおすすめ。浮島海岸には三ツ足と呼ばれる海から突き出た岩、堂ヶ島から南下した沢田エリアには島の地層が蛇のウロコに見える蛇島、さらに沢田公園には露天風呂もあり夕陽を眺めながら温泉に癒やされる西伊豆ならではの旅を満喫できる。また、秋口から冬にかけて見る仁科漁港からの夕陽も美しく、漁協直営「沖あがり食堂」では新鮮なイカ丼を、隣にある「はんばた市場」では地場野菜や海産物も販売。大地の恵みを目と舌で堪能できる。

空のグラデーションが美しい堂ヶ島の夕景} 空のグラデーションが美しい堂ヶ島の夕景

スポット詳細

住所
静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2910-2 map map 地図
電話番号
0558521268
駐車場
あり(約50台)
コンセント口
なし
喫煙
滞在目安時間
30-60分
備考
※電話番号は西伊豆町観光協会に繋がります。

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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