宮川朝市

市場

生産者との交流に心がほっこりする、飛騨の台所を散策

高山祭、「古い町並」と並び、高山の観光名物として人気を誇る「宮川朝市」。市内には別で高山陣屋前朝市もあるが、宮川朝市のほうが規模は大きい。心地よい宮川の音と澄んだ朝の空気に包まれながら、早起きをして買い物を楽しんでみては。

朝市は宮川に架かる鍜治橋から弥生橋の間で行われる} 朝市は宮川に架かる鍜治橋から弥生橋の間で行われる

朝市ならではの触れ合いを楽しんで

宮川朝市と高山陣屋前朝市は、始まった歴史そのものが異なる。宮川朝市はもともと安川通りで行っていた安川朝市が母体となる。県から発令された同所からの立ち退き要請に応じる形で、現在の宮川沿いへ移転した。観光客だけでなく、地域の住民に向けた野菜や果物が並び、地元の食習慣が垣間見られるのもおもしろい。買い手と現地の生産者がコミュニケーションを図る機会が減った現代。朝市で威勢よく響く飛騨弁を聞いたり、生産者本人から商品の特徴を教えてもらったりと、昔ながらの日本の市場を体感できる場所となっている。

朴葉味噌などにも利用される、甘さが特徴の「飛騨ねぎ」} 朴葉味噌などにも利用される、甘さが特徴の「飛騨ねぎ」

季節ごとに異なる飛騨の伝統野菜が登場

注目は古くから売られているとされる飛騨の人になじみ深い飛騨伝統野菜の数々が並ぶこと。「赤かぶ」「なつめ」「飛騨ねぎ」「小茄子」「もちとうもろこし」などは伝統野菜ともいわれており、それぞれ旬の時期に並ぶことも。宮川朝市では、生産量が年々落ち込んできているこうした伝統野菜を育て、伝えて、保存するといった活動にも力を注いでいる。

朝市のお供にうれしいフードも充実

買い物だけが宮川朝市の魅力ではない。おしゃれなカフェや団子店なども増え、グルメ片手に散策できるメニューが続々登場している。フードメニューは飛騨の産地にこだわったものが満載。飛騨産醤油でカリッと焼き上げたみたらし団子や飛騨牛の串焼き、飛騨産牛乳を使うプリン、本格派のエスプレッソなど。ほかには、「さるぼぼ」といった民芸品も充実。食材から土産まで、多彩な商品を眺めながら、のんびりと宮川朝市を歩けば、大型店やネット通販では感じられない、地元の方との出会いを通じた旅のワクワクが感じられるのではないだろうか。

写真は鍜治橋に掲げられる案内看板。宮川朝市の案内にひと役買っている} 写真は鍜治橋に掲げられる案内看板。宮川朝市の案内にひと役買っている

高山市内を観光していると、要所で目に入るのが宮川。朝市でも河原沿いを涼みがてら歩く人の姿を見られる} 高山市内を観光していると、要所で目に入るのが宮川。朝市でも河原沿いを涼みがてら歩く人の姿を見られる

スポット詳細

住所
岐阜県高山市下三之町 map map 地図
エリア
高山エリア
電話番号
08082622185
時間
[4-11月]7:00-12:00
[12-3月]8:00-12:00
休業日
年中無休
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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最寄り

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