大斎原

その他の史跡/建造物

神々が降り立ったとされる熊野信仰の原点。巨大な鳥居が目印

熊野本宮大社の行き帰りに、この巨大な鳥居を見つけて立ち寄ったという人も多い。しかし、実は熊野詣において重要なスポットである大斎原。かつて熊野本宮大社があった場所は現在も神聖な地として信仰を集めている。

日本一の大きさ! 大斎原の大鳥居} 日本一の大きさ! 大斎原の大鳥居

今も昔も最強のパワースポット、大斎原

熊野本宮大社から徒歩10分ほどの距離にある大斎原。2000年(平成12)に建てられた大きな鳥居があり、場所はすぐ見つけることができる。大斎原は、かつて熊野本宮大社があった場所だ。別名「暴れ川」とも呼ばれる熊野川と、音無川・岩田川に挟まれた中州のような場所であったが、1889年(明治22)の水害で、熊野本宮大社も甚大な被害を被ったそう。かろうじて残った社殿は、現在の熊野本宮大社の場所に遷座され、熊野本宮大社があった大斎原には、今は石祠(せきし)だけが残されている。広々としたいかにも霊験あらたかな雰囲気は、現在もパワースポットとして多くの人の信仰を集めている。

かつて熊野本宮大社があった大斎原には2基の石祠が残る。2024年(令和6)甲辰は、世界遺産登録20周年の節目を迎える} かつて熊野本宮大社があった大斎原には2基の石祠が残る。2024年(令和6)甲辰は、世界遺産登録20周年の節目を迎える

田んぼにそびえ立つ日本一の大鳥居

大斎原といえば、そびえ立つ大鳥居にも注目したい。こんもりとした森を背景に建立された鳥居はさながらCGのようだ。高さ約34m、幅約42mの鳥居は日本一の大きさで、訪れた人はその迫力に驚くこと間違いなし。また、鳥居の中央には御神紋がある。導きの神ともいわれ、日本の神話に度々登場する重要なカラス。足が3本あるのが特徴で、サッカー日本代表のシンボルマークにもなっている。

鳥居の中央には八咫烏(やたがらす)が} 鳥居の中央には八咫烏(やたがらす)が

大斎原を囲む熊野本宮大社と熊野川

神が降り立った地とされる大斎原。現在もパワースポットとして名高いので、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。熊野本宮大社の行き帰りに大斎原の鳥居を見つけて立ち寄るという人も多いかもしれない。また、大斎原の近くを流れる熊野川は別名「暴れ川」と呼ばれるほど、古来氾濫をくり返してきた。皇族や貴族はこの川を行き来して熊野詣を行ったそうで、「川の参詣道」とされている。その歴史から、川としては日本で唯一の世界遺産となっている。

穏やかに見えるが別名「暴れ川」の熊野川} 穏やかに見えるが別名「暴れ川」の熊野川

熊野本宮大社の神門} 熊野本宮大社の神門

スポット詳細

住所
和歌山県田辺市本宮町本宮 map map 地図
電話番号
0735420009
時間
[参拝]7:00-17:00
[社務所・授与所]8:00-17:00
休業日
年中無休
料金
参拝無料
駐車場
あり(境内30台、河川敷600台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(KumanoHonguTaisha)
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(神門内では抱きかかえてご参拝ください。)
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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