十二湖
白神山地で気軽なトレッキングを楽しもう
十二湖でいちばん人気の「青池」は青いインクを流したようなコバルトブルーに輝く神秘の池
33もの湖沼がいたるところに点在
「十二湖」は、十二と名づけられているが、実は大小合わせて33もの湖沼群の総称。その周辺に散策路が整備されている。十二湖を見てまわるにはいろいろなコースが設定されており、1時間程度からのトレッキングができる。体力や時間などを考慮して最適なコースを選択するのがいいが、初心者でも気軽にチャレンジでき、最も有名な「青池」周辺を巡る散策コースが、「森の物産館キョロロ」を起点とする「十二湖散策コース」だ。散策を始める前に、まずは「越口の池(こしぐちのいけ)」のほとりにある、「十二湖ビジターセンター」で、周辺の自然やコースの情報を入手しよう。
十二湖ビジターセンターでは、十二湖の自然や動植物の資料を展示
旅行者向けの散策コースなら気軽にチャレンジ可能
森の物産館キョロロ前の有料駐車場に車を停めたら、散策スタート。広葉樹の原生林に囲まれた鶏頭場(けとば)の池、いちばん人気の青池、ブナ自然林、沸壺(わきつぼ)の池などを巡る、一周1.5kmのコースだ。趣の異なる3つの湖と、白神山地の代名詞ともいえるブナの自然林を1時間半程度で歩け、軽装やスニーカーでもチャレンジできる。ただし、夏場の白神山地はブヨやアブが多いので、虫よけ対策はしっかりと。いちばんの見どころ「青池」は、午後あたりに太陽の光が真上から差し込み、コバルトブルーに輝く池。神秘的な美しさで知られているが、なぜこのような色をしているのかは、未だ解明されていないという。
趣のあるひと休みスポットも
散策コースの最後にある沸壺の池を見学したら、すぐに戻らずに少し寄り道してみよう。車道に出て右折すると駐車場に戻れるが、左折して50mほど歩くと「十二湖庵」という休み処がある。向かいにある落口(おちくち)の池を望みながら、お茶をいただける癒やしスポットだ。視界をさえぎるものが何もないので、腰を据えて目の前に広がる景色を眺めることができる。また、散策後に「アオーネ白神十二湖」に立ち寄るのもおすすめ。国道に向かう途中にあり、食事や日帰り入浴ができる。広大な芝生が広がる遊具広場があり、季節の花を咲かせる花壇の見学も自由。白神山地や深浦のお土産も、物産館で購入できる。
スポット詳細
- 住所
-
青森県西津軽郡深浦町大字松神国有林
地図
- エリア
- 白神山地エリア
- 電話番号
- 0173820875
- 休業日
- [12-3月]冬期閉鎖
- 料金
- [駐車場]500円-
- 駐車場
- あり(100台)
- 滞在目安時間
- 約1時間散策コースあり
- 備考
- ※電話番号は深浦町観光協会につながります
情報提供: ナビタイムジャパン