日和佐うみがめ博物館カレッタ
世界的にも珍しいウミガメの博物館
時代とともに進化し続ける博物館
ウミガメの産卵地として知られる、美波町(みなみちょう)の大浜海岸。その目前に建つユニークな観光施設が「日和佐うみがめ博物館カレッタ」だ。設立は1985年(昭和60)と古く、時代の流れとともに施設の展示方法や体験コーナーを進化させながら、今日も新たな企画・展示で来場者を楽しませている。ちなみにカレッタの名称は、アカウミガメの学名に由来したもの。世界でも珍しいウミガメの博物館を目指して、毎年全国から多くの観光客が訪れているそうだ。この博物館でウミガメの歴史や生態系を学んだあとに、目の前に広がる大浜海岸に足を運べば、その美しい風景はまたひと味違って見えるだろう。ちなみに、大浜海岸の突き当たりを左に曲がれば40台分の無料駐車場があるので、レンタカーや自家用車での来館も安心だ。
この場所ではぐくまれる小さな命に感動
館内に足を踏み入れると、そこはまさにウミガメワールド。恐竜たちが生息していた時代の巨大なカメの模型や、世界中に生息する7種類と1亜種のウミガメのはく製たちが迫力たっぷりに出迎えてくれる。ちなみに、入り口付近にはリュックのように背負えるカメの甲羅が置かれているので、これらのコーナーを背景に家族や友人と記念写真を撮っておくのもいいだろう。通路をさらに進むと子ガメの水槽があり、飼育されている0歳から3歳までの子ガメを見ることができる。年々減少するウミガメたちを大切に育てながら、その生命の美しさを伝えている点も同博物館の大きな特徴と言える。その先の階段を上ると、見晴らしの良い展望フロアが出現。ウミガメのふるさと大浜海岸を見下ろせば、心地良い開放感に包まれるはずだ。
屋外はまるでウミガメの水族館
そのほかにも、ウミガメが泳ぐ速さを照明で表現したコーナーや、子どもに大人気のクイズコーナーなど、世代を超えて楽しめるコーナーがめじろ押し。屋外にもクマノミに触れられるタッチプールや、ウミガメの泳ぐ姿を天井越しに見ることのできる施設が設けられており、まるで水族館のような感覚で生き物たちの姿を楽しむことができる。また、出口のすぐ手前にある「大ガメプール」では、大きく成長したカメたちが自分たちの足元に寄ってきてくれることも。博物館で学んだウミガメの歴史や生態系、その貴重な存在価値を思い出しながら、プールで気持ち良さそうに泳ぐウミガメと向き合ってみてほしい。
スポット詳細
- 住所
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徳島県海部郡美波町日和佐浦370-4
地図
- エリア
- 日和佐周辺エリア
- 電話番号
- 0884771110
- 時間
- 9:00-17:00(入場受付は閉館の1時間前まで)
- 休業日
-
月(祝の場合は翌日)
※施設点検、気象状況などにより、臨時休業する場合あり - 料金
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[大人]610円
[中高生]500円
[小学生]300円 - 駐車場
- あり(40台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- お休みでした
- ウミガメが泳いでいる写真を見て来てみましたが、残念ながらお休みでした。いつか再度来て、泳いでいる姿を見てみたいものです。
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- かめいっぱい
- いろんなうみがめがいましたうみがめの生態も良くわかるしうみがめの大きさにビックリ‼️間近で見れるので必見です‼️
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- 10年ぶりの訪問
- 10年前、NHKの朝ドラ『ウエルかめ』(主演・倉科カナ)が放映されたときに、訪ねていら2度目の訪問です。懐かしい、のひとことです。大きなウミガメに驚きましたが、いまもきちんと展示、保護されている姿に感動しました。やっぱりウミガメはいいですね。
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