青島神社

神社

太平洋と亜熱帯植物に囲まれた地に鎮座する縁結びの神様

縁結びの神様として知られ、宮崎を代表する観光地である青島神社。太平洋に浮かぶ島全体がほぼ境内で、真ん中に社が鎮座している。亜熱帯植物に囲まれた、珍しく美しいロケーションも見どころだ。

神社が創建された年代は明確ではないが、820年代以前だと考えられている} 神社が創建された年代は明確ではないが、820年代以前だと考えられている

悠久の歴史を刻む、由緒ある神社

JR日南線青島駅で下車後、土産物屋の並ぶ青島参道商店街をゆっくり歩いて約10分。右手には国の天然記念物で鬼の洗濯板と呼ばれる奇岩、左手には青島海水浴場を眺めながら、島へと架かる弥生橋を渡ると大鳥居が見えてくる。すぐ横に広がる雄大な太平洋を目にしつつ、まずは御社殿である青島神社へ参拝したい。社には海幸・山幸の伝説で知られる山幸彦とその妻の豊玉姫、塩土の翁が祀られており、縁結びや安産、航海、交通安全の神様として知られている。神社は1501年(文亀元)に建立され、昔は霊域として一般の入島は基本的に許されていなかった。また、島は700万年前の隆起海床に貝殻が堆積してできたものであり、別名を真砂島とも呼ぶ。

昔は旧暦3月16日から3月末日のみ一般の入島が許されたという} 昔は旧暦3月16日から3月末日のみ一般の入島が許されたという

朱塗りの神殿が映える、縁結びのパワースポット

境内に入ると、朱塗りの神門が目に飛び込んでくる。両脇には大きなビロウが茂り、色のコントラストが美しい。社殿も同じく朱で塗られ、亜熱帯植物に囲まれている様子は青空がよく似合ってフォトジェニック。境内にはハート型の絵馬や恋みくじなど縁結びにご利益がありそうなグッズも多く、人気を集めている。ハートに似た図柄の「猪の目」を探すのも楽しい。ほかにも、毎年のプロ野球キャンプシーズンに必勝祈願に訪れる読売ジャイアンツの選手たちの書いた絵馬も並ぶ。ファンならずとも見ておきたい。

亜熱帯性植物群落として、1952年(昭和27)に国の天然記念物に指定されている} 亜熱帯性植物群落として、1952年(昭和27)に国の天然記念物に指定されている

境内からも海を望むことができる} 境内からも海を望むことができる

まるでジャングルに迷い込んだかのような本宮

神社にお参りしたのち右手に目を向けると、本宮へと参道が続いている。入り口すぐには絵馬でできたトンネル「祈りの古道」があり、さまざまな願いの書かれた数多くの絵馬が揺れる様子は壮観だ。そのまま進むとうっそうと生い茂るビロウに囲まれた本宮が見えてくる。さながらジャングルであり、耳を澄ますと波の音が聞こえ、生い茂る植物の隙間から光が差し込む様子は、神秘的と呼ぶほかない。本宮周辺からは弥生式土器や獣骨などが出土しており、古代に祭祀が行われた場だったと推測されている。本宮では参拝はもちろん、「産霊紙縒(むすびこより)」や「天の平瓮投げ(あめのひらかなげ)」といった神事も体験できる。

寄り添ってそびえる夫婦ビロウに願い事によって色が異なるこよりを結び、成就を祈る} 寄り添ってそびえる夫婦ビロウに願い事によって色が異なるこよりを結び、成就を祈る

本宮はビロウに囲まれるようにして青島の中心部に鎮座している} 本宮はビロウに囲まれるようにして青島の中心部に鎮座している

周辺には南国宮崎を感じられるスポットも

参拝を終えたら、授与所でお守りや御朱印をいただいたりするのも楽しい。境内にある「日向神話館」に立ち寄るのもおすすめだ。館内は海幸・山幸の物語などを蝋人形を使って再現しており、青島神社の歴史や神話への理解をより深められる。周辺には道の駅フェニックスや堀切峠など、宮崎の有名観光スポットも多い。いずれも車で15分ほどで行くことができるので、ぜひ足を延ばしたい。

境内に入ってすぐ右手にある縁結びスポット「天の御柱巡り」} 境内に入ってすぐ右手にある縁結びスポット「天の御柱巡り」

スポット詳細

住所
宮崎県宮崎市青島2-13-1 map map 地図
エリア
青島エリア
電話番号
0985651262
料金
無料
クレジットカード
不可
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました