宮崎神宮
おごそかな神社の境内で日常を忘れるひとときを
神武天皇を祀る歴史ある神社
宮崎神宮は、孫にあたる健磐龍命(たけいわたつのみこと)が、祖父・神武天皇の遺徳を讃えるため創祀したとされている。神武天皇の父母もここに祀られており、家内安全や健康・長寿、合格祈願に訪れる参拝者があとを絶たない。地元の人々には「神武さま」と親しみを込めて呼ばれており、古くから暮らしのそばにある身近な存在の神社だ。力強く優美な外観が特徴の神殿を参拝するだけではなく、神社の敷地内には巡っておきたいスポットがいくつか存在する。御朱印をいただくこともできる。
境内に広がる神苑で優雅に散策
鳥居から本殿までまっすぐ延びる参道の脇には広々とした神苑(しんえん)があり、散策を楽しめる。日本庭園から、森林浴ができるほど木々が生い茂る場所まで、境内で見られる景色はさまざまだ。慌ただしい日常を忘れるような静かな森に囲まれた池のほとりで、のんびりと休憩するのも良し、神苑を散策しながら出合える興味深い建物や、珍しい展示物を見学するのも良し。訪れた人それぞれに楽しめるのが宮崎神宮神苑の魅力ともいえる。また、樹齢400年以上、日本最大級といわれるオオシラフジの花が4月に見頃を迎える。満開シーズン以外でも圧巻の枝ぶりを見られるのでぜひ注意してみてほしい。
古代船「おきよ丸」を見て神話に思いを馳せる
正面鳥居から参道を進み、途中で左に曲がると西神苑に続く道がある。ここでは古代の船を再現した「おきよ丸」が展示されている。おきよ丸は『古事記』や『日本書紀』にも登場する、神武天皇と深いつながりのある古代船で、毎年秋に行われる「宮崎神宮大祭」の御神幸行列で練り歩く姿を見物できる。ふだんはこの宮崎神宮内の御奉安所にあるので、眺めながら神話に思いを馳せてみてほしい。生い茂る緑のなかに突如として現れる古代船の存在感は圧倒的で、思わず見入ってしまうに違いない。
趣あるたたずまいの宮崎神宮徴古館
宮崎神宮の境内にははずせないスポットがいくつかあるが、宮崎神宮徴古館もそのひとつ。1909年(明治42)に建設された旧宝物館で、古代から受け継がれてきた石器、土器、武器などの宝物を展示するために使用されていた建物だ。現在は宝物館としての役目は終えているが、国の登録有形文化財となっており、その洋館風の外観をひと目見ようと訪れる人も多い。森のなかに静かにたたずむその姿は一見西洋の屋敷のようにも見えるが、近づいて見ると日本伝統の壁塗り様式「なまこ壁」となっている。静かな森の奥でたたずむ宮崎神宮徴古館は、時が止まったかのような静けさに包まれている。
スポット詳細
- 住所
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宮崎県宮崎市神宮2-4-1
地図
- エリア
- 宮崎エリア
- 電話番号
- 0985274004
- 休業日
- 無休
- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり(300台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(Free Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 神武天皇を祀る
- 初代天皇である神武天皇をご祭神とする神社です。広い境内で庭園も立派です。神武天皇が東征をやり遂げ、当時にしては長生きだったことで病気平癒や必勝祈願、長寿などがご利益だそう。建物もその周りの雰囲気も良い場所でした。
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- 神武天皇を祀った…
- 皇祖発祥の地 宮崎に建立されている神武天皇を祀る神社、鳥居をくぐった参道は樹々に覆われている。因みに狭野杉を使った現在の社殿は明治期に建て替えられたものだそうだ。隣接して宮城縣護国神社が建立されている。
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- 神武天皇の初宮地
- 初代天皇である神武天皇を祀っています。古くからある神社ですが、宮﨑神宮とされたのは明治で本殿も明治の建造です。王政復古で、神武天皇の最初の宮地との伝承から俄に注目されたとのこと、境内からは歴史の重みは感じなかったものの木々に囲まれた参道は神聖に感じました。
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