護王神社

神社

足腰の健康に霊験あらたかな神様として崇められる

桓武天皇に平安京遷都を提言した貴族・和気清麻呂と、その姉・広虫を祀る。京都にはさまざまご利益の社寺があるが、こちらは「足腰守護」のご利益で信仰を集め、京都の人びとはもちろん足をよく使うスポーツ選手も参拝に訪れる。

お気に入りのイノシシ像を探してみよう} お気に入りのイノシシ像を探してみよう

御所を守護する役目を担う

京都御苑の蛤御門から烏丸通に出ると大きな石鳥居が見える。こちらが平安時代の貴族・和気清麻呂を祭神とする護王神社だ。清麻呂は桓武天皇に平安京遷都を提言したとともに、遷都後は造営大夫として現在の京都の礎を築いた人物だ。もともとは和気氏の氏寺である高雄・神護寺の境内に祀られていたが、明治時代に現在地に遷座した。「王を護る」の名のとおり、御所を守護する社である。「足腰御守」と書かれた大きなお守りが備えられた門をくぐって境内に進もう。

京都で行われるマラソンや駅伝のランナーにも人気} 京都で行われるマラソンや駅伝のランナーにも人気

唐破風屋根の曲線が美しい中門} 唐破風屋根の曲線が美しい中門

イノシシにあやかって足の健康祈願を

神社の入り口や境内には狛犬ならぬ「狛イノシシ」の姿が見られる。実はこちらは「イノシシ神社」とも呼ばれ、イノシシは和気清麻呂のお使いとされているのだ。清麻呂が活躍したのは奈良時代後期、称徳天皇の頃。当時、天皇の寵愛を一心に受けた僧・道鏡(どうきょう)に謀られて、大隅国(鹿児島)へ流されるとき、足萎えで立つこともできなかったところに300頭のイノシシが現れ、清麻呂を守ると同時に痛めた足の怪我もよくなったという故事にちなみ、イノシシにあやかる「足腰丈夫」のご利益で信仰を集めているのだ。

人びとをやさしく見守る祭神・和気清麻呂の像} 人びとをやさしく見守る祭神・和気清麻呂の像

足腰に関するお守りは社務所に豊富にそろっている} 足腰に関するお守りは社務所に豊富にそろっている

奉納されたイノシシがずらりと並ぶ

愛らしいイノシシの姿は境内の手水舎や、社務所で授与されるお守り、絵馬にもあしらわれている。また境内の一角には奉納されたイノシシを集めたイノシシコレクションもあり、御神木の根元など、あちらこちらでイノシシを見つけることができる。日々、地元の人など多くの参拝者が訪れているが、亥年には特に賑わう。12年に一度めぐりくる亥年のお正月には参拝の長い列ができることで有名だ。また亥年生まれの人からも人気が高い。「足腰に不安なく、健康で自由に歩きたい!」という願いをあと押ししてくれる心強い神社、ぜひとも足を運んでおきたい。

イノシシコレクションは休憩所にもある} イノシシコレクションは休憩所にもある

スポット詳細

住所
京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町385 map map 地図
電話番号
0754415458
時間
[参拝]6:00-21:00
[授与所受付]9:30-16:30
休業日
無休
駐車場
あり(15台)
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯)
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、iD、WAON、楽天Edy)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(リード着用、ふん尿禁止、昇殿は不可)

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました