奈良国立博物館

博物館/科学館

奈良公園にある、仏教美術の展示が特に充実した国立の博物館

古都・奈良の歴史と仏教は切っても切れない関係にある。近代における文化財保護意識の高まりから生まれた奈良国立博物館は、歴史を知るためにも、仏教美術を堪能するためにも、そして文化財保護の重要さを認識するためにも訪れたい場所だ。

重厚感のある明治時代の建築 重厚感のある明治時代の建築

文化財を護るための博物館

奈良公園内にあり、奈良市観光に便利な奈良交通「ぐるっとバス」の「大仏殿前駐車場」「東大寺・国立博物館前」バス停からもすぐ。奈良市の主幹道路・大宮通り(国道369号)を若草山を目印に東に向かうと見えてくる。
1868年(慶応4)の神仏分離政策などの影響を受けて、古都奈良の仏像や寺宝は経済的な危機にさらされていた。それらの文化財としての貴重性がパリ万国博覧会での成果や東洋美術史家のフェノロサらの活動により認識され、保護するために造られたのが、1895年(明治28)開館の帝国奈良博物館。それが、奈良国立博物館の前身となっている。ほかの国立博物館と比べて、仏教美術が非常に充実しているのが特徴だ。

建築としても見ごたえがある 建築としても見ごたえがある

「なら仏像館」は、仏像専門の展示施設

見るからに歴史ある外観の「なら仏像館」は、常時100体近くの仏像を展示する仏像専門の館。
長年にわたって収集された館蔵品のほか、各地の寺社などから寄託されているものもあり、国宝や重要文化財に指定された貴重な仏像がずらり。時代ごとの名仏師が手がけた仏像の、姿、顔、着衣のひだまでじっくりと観察すれば、それだけで時間が過ぎていく。また、仏像の残欠を展示した部屋は、文化財の保護の大切さを再認識するきっかけにもなるだろう。
特徴のある建物は宮内省内匠寮の片山東熊(とうくま)氏によって設計された、奈良で最初の本格的西洋建築で、「旧帝国奈良博物館本館」として重要文化財に指定されている。

「なら仏像館」の入り口。内部には貴重な仏像がずらり 「なら仏像館」の入り口。内部には貴重な仏像がずらり

新館は特別展と名品展を

世界遺産「古都奈良の文化財」の一部でもある正倉院のイメージを取り入れ、1972年(昭和47)に造られた西新館は、1997年(平成9)に完成した東新館と連結されている。入り口は2つの館の間にあり、東西新館は、毎年秋に開催される正倉院展などの大きな特別展がメイン。なかなか出陳されることのない国宝・名品を目玉とする、国立ならではの特別展をお目当てに、奈良観光を予定する人も少なくないだろう。
西新館では仏教美術を中心とした美術工芸品や、寺院跡から出土した考古遺物などを展示する名品展(平常展)を開催することも。古都奈良と切っても切れない仏教と歴史に触れられる必訪のスポットだ。

新館では特別展などが開催されている 新館では特別展などが開催されている

ミュージアムショップも充実。休憩にも

1998年(平成10)に、全国の公共建築100選に選ばれた東西新館はバリアフリーで巡りやすい。なら仏像館とは地下でつながっているが、館を移動するための通り道「地下回廊」には、ミュージアムショップとレストランが併設されている。熱心に展示を見たあとの小休憩として小腹を満たすのも、収蔵品をモチーフとしたオリジナルグッズを土産に求めるにも便利だ。
こちらは、観覧者以外も利用できる無料ゾーンとなっており、地下回廊のみ利用する場合は、新館の玄関前の、仏教を象徴する花・蓮を浮かべた池(6~9月のみ)の横にあるスロープから入ろう。
※コロナの影響により、現在はスロープからの入館を中止しております。

ミュージアムショップにはこちらのスロープからも入ることができる ミュージアムショップにはこちらのスロープからも入ることができる

館前は、夏にシカの集まる「シカだまり」のできるスポット 館前は、夏にシカの集まる「シカだまり」のできるスポット

スポット詳細

住所
奈良県奈良市登大路町50
電話番号
05055428600
時間
9:30-17:00(入館は閉館30分前まで)
※最新情報については、当館HP(https://www.narahaku.go.jp/)をご確認下さい
休業日
月(祝の場合は翌日)、12/28-1/1
※臨時休館あり
※最新情報については、当館HP(https://www.narahaku.go.jp/)をご確認下さい
料金
[観覧料]一般700円、大学生350円
※特別展は別料金
駐車場
なし
※歩行困難な方は当館係員にご相談ください
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
電子マネー/スマートフォン決済
可(LINE Pay、ALIPAY、PiTaPa ICOCA We Chat Pay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 明治35年の建物で国の重要文化財
    4.0 投稿日:2020.04.03
    国立博物館に所属する建物で現在は仏教美術資料センターの名称になっていますが、文化財としての名称は旧奈良県物産陳列所で国の重要文化財に指定されている建物です。竣工は明治35年。外観を眺めるだけでも、ちょうど咲いた桜がとてもきれいでした。
  • 外観のみ見られました
    3.0 投稿日:2019.08.07
    「旧奈良県物産陳列所」の建物が奈良国立博物館の研究施設として使われているそうです。外構の外から外観のみ見ることができましたがカッコイイ建物でした。

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アクセス

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