地獄谷野猿公苑
厳しくも豊かな自然のなかで暮らすニホンザルの生態に触れる
野猿公苑に向かうルートは2つ
地獄谷野猿公苑への起点となるのは「渋温泉」か「上林温泉」。渋温泉から町道 横湯地獄谷線を自動車で行くルートは有料駐車場から徒歩約15分、自動車かバスで上林温泉まで行くルートは、遊歩道入り口から徒歩約25分でいずれも歩いて向かう。ただし、渋温泉ルートは冬期通行止めなので要注意。上林温泉側には「インフォメーション&ギフトショップ」があり、スノーモンキーグッズの販売や、防寒具レンタル、荷物預かりなどサービスも充実している。猿の状況、情報は野猿公苑ウェブサイトやSNSなどウェブ情報を確認、または直接野猿公苑に問い合わせを。
杉林の遊歩道からサルたちのもとへ
上林温泉側からの「ゆみち遊歩道」は、地獄谷へ通じる道としてだけでなく、ふもとの村に農業用水や温泉を引くための道でもあり、古くから大切に守られている。道中では稀にニホンカモシカやリスなどの野生動物に出合うことも。平坦な道が続くが、足元はサンダルやヒールを避け、履き慣れた靴が望ましい。
林道を抜けると視界が開け、温泉地ならではの硫黄の香りが漂う。地獄谷温泉の一軒宿「後楽館」を左手に見ながら進むと見えてくるのが「渋の地獄谷噴泉」。熱泉は高さ20mにまでなる自然噴泉で、国の天然記念物にも指定されている。
ニホンザルの生態を間近で観察
噴泉近くの階段を登れば、地獄谷野猿公苑の受付まではすぐそこ。チケットを購入し入苑ゲートを越えると、あちらこちらにサルがいることに気づく。気持ち良さそうに毛づくろいし合っている親子や、追いかけっこをする子ザルたちなど、自由気ままに過ごす野生のサルたちの生態を間近で観察してみよう。苑内の奥にはサル用の温泉が常設されているが、特に入浴シーンを見られるのは寒い時期。雪景色のなかで温泉に浸かるサルたちを見るなら冬がおすすめだ。
お出かけ前には公式サイトをチェック
地獄谷野猿公苑は年間を通して無休で営業している。しかし公苑を訪れるサルたちは野生なので、必ずしも毎日公苑内にいるとは限らない。季節や時間帯により、サルたちの行動が変わるため、地獄谷野猿公苑ではライブカメラを設置。公式サイトから、そのときや時間帯別の状況がリアルタイムで確認できる。動物園とは異なり、檻や柵のない環境で野生動物を観察できることが何よりの魅力だが、観察時における注意事項もあるので、こちらも事前に公式サイトでチェックしてから出かけたい。
スポット詳細
- 住所
- 長野県下高井郡山ノ内町平穏6845 地図
- エリア
- 北信濃エリア
- 電話番号
- 0269334379
- 時間
-
[4-10月頃]8:30-17:00
[11-3月頃]9:00-16:00
※営業時間は目安なので異なることもあり - 休業日
-
無休
※自然災害等で臨時休業の可能性あり - 料金
- [入園料]大人(18歳以上)800円、こども(小学生-高校生)400円
- 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(公苑内不可。喫煙スペースにて可。)
- 滞在目安時間
- 30-60分(駐車場から公苑まで片道約30分歩きます)
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 駐車場から20分くらい歩きます。
- 駐車場から20分くらい歩きます。その道中、冬は雪道で、スニーカーでも滑って転ぶ人が多発。10年前と比べなぜこんなに外国人が多いかと思ったら、BBCニュースで紹介されたらしい。8割が欧米人だった。
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- お猿さんと温泉のコラボ
- 全国でもいや世界でもここだけだろうといわれるお猿と温泉のコラボが見られる野猿公苑。宿をチェックアウトしすぐに向かいましたが駐車場の場所が分かりにくく苦労しました。駐車場からは受付までは階段を上ったり野性味あふれる林道のような道を約30分ほど歩いてやっと到着。未舗装路が大部分なので歩きやすい服装やシューズは必須です。季節によっては積雪もあるのでスノーブーツもあった方がよいかも。驚いたのは海外からの...
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- スノーブーツ必須
- 冬は餌を求めて野生の猿がたくさんおりてくるそうです。餌に夢中で、温泉につかってる猿はそれほど多くなかったです。温泉まで片道30分ほど歩きます。冬は雪道となり、スノーブーツ必須です。
TripAdvisorクチコミ評価
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