名古屋市科学館

博物館/科学館

世界有数の大きさと映像クオリティを誇るプラネタリウムを完備

世界最大級のプラネタリウムを備えた天文館、大型展示の充実した理工館、生命科学をテーマにした生命館の3館で構成される名古屋市科学館。多種多様な展示を通して、科学や生命のおもしろさをわかりやすく伝えてくれる。

球体の部分がプラネタリウムのある天文館。初めて見る人は、その大きさに圧倒されるだろう} 球体の部分がプラネタリウムのある天文館。初めて見る人は、その大きさに圧倒されるだろう

竜巻や放電などに関する大型展示が多数

名古屋の中心部を東西に走る若宮大通(通称「100m道路」)沿いの白川公園内にある科学館。地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅から、徒歩5分ほどで到着できる。1階のエントランスを通って最初にあるのは、2階から6階の各フロアに常設展示室を備えた理工館。地球における水の循環をわかりやすく紹介する2階の「水のひろば」、人工的に空気の渦をつくり出す3階の「竜巻ラボ」、電気エネルギーの激しさを実感できる4階の「放電ラボ」、マイナス30℃の世界を体験できる5階の「極寒ラボ」など、上階に進むにしたがって大人向けの内容になる。いずれも展示の規模が大きく、同館ならではの充実した見学や体験を楽しめる。

理工館の2階にある「水のひろば」。雨や川などの各ステージで水の性質に関する体験ができる} 理工館の2階にある「水のひろば」。雨や川などの各ステージで水の性質に関する体験ができる

空気の渦が高さ9mまで上昇していく理工館3階の「竜巻ラボ」。1日数回のショータイムもある} 空気の渦が高さ9mまで上昇していく理工館3階の「竜巻ラボ」。1日数回のショータイムもある

生命や地球の秘密をわかりやすい展示で紹介

理工館に隣接する生命館では「生命」「人体」「生活」「地球」という4つのフロアごとのテーマを設定。2階の「地球のすがた」から5階の「生命のひみつ」まで、こちらも各フロアの展示が充実している。3階の「生活のわざ」には、私たちの生活に欠かせない衣食住に関する展示が多数。4階の「人体のふしぎ」では、体のさまざまな機能について紹介している。さらに2021年(令和3)3月には、地下2階に「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」がオープン。愛知と名古屋にゆかりのあるノーベル賞受賞者8名について、それぞれの研究人生や業績をストーリー性のある体験展示で伝えてくれる。受賞研究の内容も映像や展示を通してわかりやすく紹介しているので、ぜひこちらにも立ち寄っておこう。

地球の環境変化の歴史などを紹介する生命館2階の「地球のすがた」。恐竜の復元骨格も展示されている} 地球の環境変化の歴史などを紹介する生命館2階の「地球のすがた」。恐竜の復元骨格も展示されている

生命館地下2階の「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」。ノーベルウィークの疑似体験も楽しめる} 生命館地下2階の「あいち・なごやノーベル賞受賞者記念室」。ノーベルウィークの疑似体験も楽しめる

限りなく本物に近い星空を満喫

そして同館最大の見どころといえるのが、天文館の6階にあるプラネタリウム。ドーム内径35mという、世界でもトップクラスの大きさを誇っている。また、地球上から見た星空をリアルに再現する光学式プラネタリウムや、過去や未来の星空、様々な天体や天文現象を宇宙からの視点で表現できるデジタル式プラネタリウムなど機材も充実。映像クオリティの高さにも定評がある。さらに5階には「宇宙のすがた」と題した常設展示室もあり、天文学の歩みや宇宙の広がりなどについて紹介。プラネタリウムと合わせて見学すれば、宇宙の神秘やスケールの大きさをより深く実感できるに違いない。

プラネタリウムでは満天の星の下、専門学芸員による生解説が行われる} プラネタリウムでは満天の星の下、専門学芸員による生解説が行われる

天文館5階にある「宇宙のすがた」。プラネタリウムの実機なども展示されている} 天文館5階にある「宇宙のすがた」。プラネタリウムの実機なども展示されている

土・日曜、祝日は子ども向けの工房や教室が充実

家族で来館するなら、子ども向けの工房や教室が開催される土・日曜、祝日がおすすめ。科学に対する興味や関心を高めてくれる「ものづくり工房」や、科学の奥深さを追求できる「ものづくり教室」、自律型のサッカーロボットを作り、みんなでサッカーの試合を行う「ロボット教室」など、さまざまなプログラムが用意されている(詳しくは科学館の公式ウェブサイトで確認のこと)。なお、伏見駅の近くには「でんきの科学館」もあるので、科学に興味のある人は合わせて足を運びたい。さらに若宮大通の南側には、多くの観光客や買い物客で賑わう「大須商店街」も。大須観音などの史跡巡りと合わせて、名古屋ならではのご当地グルメも味わえる。

スポット詳細

更新日:2024.04.20

住所
愛知県名古屋市中区栄2-17-1(芸術と科学の杜・白川公園内) map map 地図
電話番号
0522014486
時間
9:30-17:00(最終入館16:30)
休業日
月(祝日の場合は直後の平日)、第3金(祝日の場合は第4金)
※2/16、3/15は開館
年末年始(12/29-1/3)、臨時休館(2/20-3/13)
料金
【観覧料(展示室とプラネタリウム)】
[大人]800円
[高大生(要学生証)]500円
[中学生以下]無料

【観覧料(展示室のみ)】
[大人]400円
[高大生(要学生証)]200円
[中学生以下]無料
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO、manaca、ICOCA、TOICA、SUGOCA、Kitaca、はやかけん、nimoca)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
60-120分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました