白浜神社(伊古奈比め命神社)
2400年の歴史をもつ伊豆の国最古の宮で縁結び祈願を
5つの神様を祀る伊豆最古の神社
海水浴客が行き交う下田白浜のメイン道路、国道135号線沿いにある白濱神社。川沿いの歩道を進むと朱色の橋が架かり、その先に鳥居が見えてくる。白濱神社の正式名称は「伊古奈比め命神社(いこなひめのみことじんじゃ)」といい、伊古奈比め命と三嶋大明神(みしまだいみょうじん)、三嶋大明神の随神である見目(みめ)、若宮(わかみや)、剣の御子(つるぎのみこ)の5柱を祀る。その歴史は2400年以上といわれ、伊豆の国最古の宮として白浜の地に鎮座している。
樹齢2000年以上の御神木
鳥居を抜けた先にある境内は海水浴場の賑やかな雰囲気とは一変し、豊かな自然と凛とした空気に包まれる。左手には命を授ける御神木の「薬師の柏槙(びゃくしん)」がそびえ、樹齢は2000年以上、木の穴のなかには薬師如来像を安置。右手には地中から天に向かい白龍が顔を出した姿に見える「白龍の柏槙」、正面には総ケヤキ造の拝殿がどっしりと構え参拝者を迎える。さらに石段は天然記念物「青桐の樹林」を通りながら本殿へと続いていく。
白濱神社の由緒とは
今から2400年前、見目、若宮、剣の御子をお供に遠く南方から黒潮にのって白浜に上陸した三嶋大明神。富士の大神様から伊豆の土地を譲り受け、南伊豆の下賀茂から伊古奈比め命を后神として迎え、この地に鎮まったのが白濱神社の始まりだ。三嶋大明神の最愛后神である伊古奈比め命は縁結びや子授け、子育ての神様。事代主命(ことしろぬしのみこと)の三嶋大明神は、恵比寿さんと呼ばれる海上安全・商売繁盛の神様だ。
絶景! 大明神岩の赤鳥居
三嶋大明神が伊豆沖合いに造ったとされる島は全部で10島。最初に造った初島、次に神々が集まり相談する神集島(現在の神津島)、大島、新島、御供らの家を造る三宅島、蔵を置くための御蔵島、沖ノ島、小島、王鼻島、十島(現在の利島)で、各島々に后をおき、たくさんの御子神様をつくったと伝わる。神社裏の海岸に立つ大明神岩の赤鳥居では、島々の后神御子神達に三嶋大明神の祭典の始まりを知らせる「火達祭(ひたちさい)」を開催。下田の伝統文化に触れられる伊豆随一の火祭は見ごたえ抜群だ。
スポット詳細
- 住所
- 静岡県下田市白浜2740 地図
- エリア
- 東伊豆・南伊豆・西伊豆エリア
- 電話番号
- 0558221183
- 時間
- 9:00-16:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- [拝観料]無料
- 駐車場
-
あり(60台)
※参拝者1時間無料以外は1,000円 - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン