ポーラ美術館

美術館

箱根の自然豊かな森でアートを堪能する

印象派から気鋭の現代アーティストの作品まで幅広く展示する美術館。森に溶け込むように設計された現代的な建物ですばらしいコレクションの数々を堪能したあとは、国立公園に含まれる美しい森の遊歩道へ。自然との調和を感じながら作品を鑑賞したい。

森と一体になったエントランスまでのアプローチ} 森と一体になったエントランスまでのアプローチ

箱根の豊かな自然との共生がテーマ

所どころに別荘が建つ静かな山の中腹に突如現れる美術館。清涼な山の空気が気持ち良く、周りは富士箱根伊豆国立公園の豊かな自然に囲まれている。この「箱根の自然との共生」こそが美術館の2002年(平成14)の開館以来のテーマ。建造物の高さを地上8mに抑えるなど景観に配慮し、その近代的な建物はすり鉢状に地下へと伸びている。外光を取り込むように設計された空間では、移ろいゆく自然を間近に感じることができる。

自然の樹木に囲まれた、森のなかの美術館} 自然の樹木に囲まれた、森のなかの美術館

近代から現代まで幅広い作品群を楽しむ

展示作品はポーラ創業家2代目・鈴木常司が収集したコレクションが中心。西洋絵画や日本絵画、東洋陶磁、ガラス工芸、さらには現代アートまで、バリエーション豊かな美術作品を展示している。なかでも印象派をはじめとした西洋絵画は、モネやピカソ、ルノワール、セザンヌ、マティス、ゴッホ、モディリアーニなど、印象派やポスト印象派などの名作約400点を所蔵し、国内屈指の充実度を誇る。

「モネ―光のなかに 会場構成:中山英之」(会期:2021年4月17日~2022年3月30日)での展示風景 Photo: Gottingham} 「モネ―光のなかに 会場構成:中山英之」(会期:2021年4月17日~2022年3月30日)での展示風景 Photo: Gottingham

洗練されたレストランやカフェにも注目

「レストラン アレイ」では企画展ごとの世界観を表現したメニューを楽しむことができる。大きなガラス張りの窓の外には森が広がり、洗練された店内と見事に調和。テラス席もあり、気持ち良く食事をすることができる。「カフェ チューン」も同様にスタイリッシュな内装で、オリジナルカップ&ソーサ―に入ったドリンクやおしゃれなスイーツを楽しめる。最後に立ち寄りたいミュージアムショップでは、収蔵作品をモチーフにしたさまざまなグッズを記念品として購入したい。

「レストラン アレイ」のテラス席} 「レストラン アレイ」のテラス席

「カフェ チューン」では森の木々を間近に見ながらリラックスできる} 「カフェ チューン」では森の木々を間近に見ながらリラックスできる

アートの森で箱根の自然を愛でる

初めて訪れると驚くのが森の広さ。ゆっくり歩いて40分かかる遊歩道が整備され、彫刻作品、木々や花々、野鳥などさまざまな魅力がぎゅっと詰まっている。2021年(令和3)にはロニ・ホーン『鳥葬(箱根)』が設置され、展示されている作品の数は計25点。ブナやヒメシャラの箱根ならではの森が広がり、ヤマボウシ、ヤマシャクヤクが花を添え、ウグイスやオオルリ、ルリビタキなどの野鳥がさえずる。凛とした空気に包まれ、穏やかな時の流れを感じることができる。

美術館の裏に広がる森の遊歩道} 美術館の裏に広がる森の遊歩道

森の遊歩道で見られるアート作品 ロニ・ホーン『鳥葬(箱根)』2017~2018年(平成29~30) (c) Roni Horn Photo: Koroda Takeru} 森の遊歩道で見られるアート作品 ロニ・ホーン『鳥葬(箱根)』2017~2018年(平成29~30) (c) Roni Horn Photo: Koroda Takeru

スポット詳細

住所
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 map map 地図
電話番号
0460842111
時間
9:00-17:00(最終入館16:30)
休業日
年中無休(悪天候による臨時休館あり)
料金
【入館料】
[大人]1,800円
[シニア(65歳以上)]1,600円※
[高・大学生]1,300円
[中学生以下]無料
[障がい者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)]1,000円※
※他の割引との併用はできません。
駐車場
あり(163台)
※500円/日
クレジットカード
Wi-Fi
あり

情報提供: ナビタイムジャパン

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