湯ノ湖

湖沼

神秘的な雰囲気漂う火山湖。手つかずの自然に癒やされる

男体山登山道入り口のある二荒山(ふたらさん)神社中宮祠や華厳の滝をはじめ、観光スポットが点在する中禅寺湖から、さらに奥へ。中禅寺湖の主要な水源である湯川が三ツ岳の噴火によってせきとめられて形成された湯ノ湖は、中禅寺湖とはまた異なる雰囲気で魅力たっぷり。周辺を散策してみよう。

「湯滝」のある南岸から眺めた湯ノ湖。国道120号線沿いに駐車スペースもある} 「湯滝」のある南岸から眺めた湯ノ湖。国道120号線沿いに駐車スペースもある

湖岸を散策。ハイライトは豪快な湯滝

中禅寺湖と比較すると、周囲約3kmと小さく穏やかな湯ノ湖。周囲を囲む原生林と上空の青空を映しだす湖面、それらが織りなす風景は、どこか神秘的な雰囲気も漂わせている。湖岸には散策路があり、1時間ちょっとで1周できる。湯ノ湖北岸の奥日光湯元温泉から散策路へ向かうと、湖岸で見られるのはノリウツギやオオカメノキなどの広葉樹からコメツガ、ウラジロモミなどの針葉樹。9月下旬から10月中旬には葉が彩りを加えて見事な絶景になる。さまざまな植物が自生しており、夏にはよく見ていくとヒカリゴケも発見できる。南岸までいくと、三ツ岳溶岩流の岩壁を圧倒的な勢いで流れ落ちる「湯滝」がある。湯ノ湖散策で必見のハイライト。散策路から少しはずれるが、徒歩10分ほどで滝つぼの観瀑台に行ける。迫力の光景をぜひ間近で。

四方を森や名峰に囲まれた美しい湖} 四方を森や名峰に囲まれた美しい湖

北岸付近の散策路。木道のない場所もあるので歩きやすい靴で歩こう} 北岸付近の散策路。木道のない場所もあるので歩きやすい靴で歩こう

高さ70m、長さ110mにもなる豪快な湯滝。滝つぼからの眺め} 高さ70m、長さ110mにもなる豪快な湯滝。滝つぼからの眺め

北岸の湯元温泉街でのんびり過ごそう

湯ノ湖の北岸には、奥日光湯元温泉の良質な硫黄泉を楽しめる宿が点在しており、日帰り湯を利用できるところもある。この温泉街のなかには勝道上人(しょうどうしょうにん)が発見したと伝わる温泉の源泉があり、そこから中禅寺湖周辺の宿までつながっている。まさに奥日光の奥座敷であり恵の源なのだ。湖畔にちょっとした広場もあるので、お弁当を持参して湯ノ湖を眺めながらのんびりするだけでも気持ちがいい。時折、人間慣れした鹿の姿が見られることも。時間を忘れて過ごしたい。

温泉街のある南岸から見た湯ノ湖} 温泉街のある南岸から見た湯ノ湖

湯元温泉街のなかにある源泉。見学自由} 湯元温泉街のなかにある源泉。見学自由

ビジターセンターで情報収集を!

湯ノ湖へ来たら「日光湯元ビジターセンター」で湖畔の情報を得るのもオススメ。ここでは奥日光の自然に関する情報の発信や見どころの紹介を行っている。飲食店が少ないためインスタント食品の販売も。奥日光全体を俯瞰しながら景勝地の場所などを確認できるジオラマも見もの。困ったらここを活用しよう。ガイドハイキングやスノーシュートレッキング、バードウォッチングなど、季節ごとにイベントも開催しているので、詳細はウェブサイトで確認を。

日光湯元ビジターセンター内は入館無料で利用できる。開館時間は季節によって異なる} 日光湯元ビジターセンター内は入館無料で利用できる。開館時間は季節によって異なる

季節や天候、時間帯によってさまざまな表情を見せる湯ノ湖を満喫しよう。紅葉シーズンとなる9月下旬-10月中旬がハイシーズン} 季節や天候、時間帯によってさまざまな表情を見せる湯ノ湖を満喫しよう。紅葉シーズンとなる9月下旬-10月中旬がハイシーズン

スポット詳細

住所
栃木県日光市湯元 map map 地図

情報提供: ナビタイムジャパン

このスポットを紹介している記事

アクセス

map map 地図

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました