日光田母沢御用邸記念公園
空間の美を堪能できる国内最大の御用邸建築
江戸・明治・大正。三時代の面影を残す建築
全106室を誇る御用邸は、明治期に造営されたもののなかで最大規模。江戸・明治・大正と3つの時代にわたって増改築が施されているため、それぞれの時代の建築様式、宮大工の技術が共存した、他に類を見ない御用邸の記念公園だ。建物の中核は、紀州徳川家江戸中屋敷の中心部分。中屋敷は1872年(明治5)に皇室に献上され、赤坂離宮となった経緯がある。江戸の建築様式が残っているのはそのためで、日光田母沢御用邸としては大正天皇の御座所、御学問所、御寝室として使用されてきた。木造の日本建築として、その後の近代建築にも大きな影響を与えてきた一方、シャンデリアや絨毯などを用いた和洋折衷の生活様式も採り入れており、明治期以降の西洋化の一端を垣間見ることができる。邸内の見学所要時間はおよそ1時間というところだが、邸内の心地良さが歩みをのんびりとさせるはず。時間に余裕をもって訪れたい。
野趣に富んだ庭園も見逃せない
春に桜、夏に新緑、秋に紅葉、冬に雪景色と四季折々に美しい庭園もすばらしい。その時代時代に腕利き技師によって作庭された日本庭園が、伝統的な和風建築と融合して見事な一体感を演出している。日光市の天然記念物に指定されている樹齢400年の枝垂れ桜は、この庭園の名物。毎年4月中旬に見頃を迎える。
ここでしか手に入らない「お印」デザインの雑貨
"邸内併設のお土産処では、皇族の""お印""をデザインしたハンカチや日光彫の和雑貨、チョコレートや金つばなどのお菓子を販売している。ここでしか手に入らないものが多いので、チェックしておきたい。""お印""は皇族の誕生とともに与えられるもので、たとえば上皇なら榮(えい)、上皇后なら白樺といった具合に、文字や植物の意匠が用いられる。訪問の印に好きなものを探してみては。"
スポット詳細
- 住所
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栃木県日光市本町8-27
地図
- エリア
- 日光・鬼怒川・中禅寺湖エリア
- 電話番号
- 0288536767
- 時間
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[4-10月]9:00-17:00(最終受付16:00)
[11-3月]9:00-16:30(最終受付15:45) - 休業日
- 火(祝の場合は翌日)、年末年始(12/29-1/1)
- 料金
- [入園料]大人600円、小・中学生300円
- 駐車場
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あり(113台)
※普通車300円/2時間 - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、その他)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、PayPay、LINE Pay、d払い、交通ICカード系)
- Wi-Fi
- あり(受付・売店周囲のみ)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可(駐車場の指定場所のみ可)
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 入園料はクレジットカード決済可能
- 上司に勧められて訪問。歴史的建築物や皇族が好きな方にはぴったりです。皇族方やお世話の方々がお使いになった御寝室、御化粧の間、御湯殿、御厠、女官部屋など、当時の生活に様々なドラマがあったであろうと思いを巡らせました。2022年9月現在、駐車場は2時間300円。支払いは現金のみ。入園料は大人600円で、障害者手帳、東照宮などの入場半券などがあれば割引になります。入園料はクレジットカード決済可能...
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- 紅葉が綺麗でした
- 日光田母沢御用邸記念公園に来ました。明治32(1899)年から昭和22年まで3代にわたる天皇・皇太子が利用した御用邸で、江戸・明治・大正と三時代の建築様式をもつ集合建築群です。建物は国の重要文化財に指定されており、本邸106つの部屋からは、それぞれ当時の建築様式や皇室文化を垣間見ることができます。 また、日本の歴史公園100選に選定されている公園でもあり、邸内と庭園を見学することができます...
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- 皇室の避暑地の歴史を知れる
- 地味な建物の見学?と思っていましたが、とても立派で歴史を感じさせる建物で感動しました。主張しない豪華さというか、1つ1つの部屋に品を感じました。3代にわたる天皇がご利用されていたとのことで、ここで生活をしたり、会話を楽しんだりされてたのかぁ…と想像しながら見学。お手洗いやお風呂も見ることができて少し新鮮!外から見るお庭も緑がいっぱいで、自然豊かで素敵でした。東武鉄道のフリーパスを見せ...
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