御師旧外川家住宅
富士山信仰を支えた伝統的な御師の家
「御師(おし)」とは、富士山信仰者と富士山に祀られた神仏との仲立ちを務める人で、自宅を宿泊所として提供し登山の世話をしたり、また祈祷や占いを行うなど宗教者としての役割をもつ。参詣登山が一般の人々に広まった江戸時代の最盛期には、86軒の御師が上吉田地区に住まいを構えたという。旧外川家住宅は、現存する御師の家のなかでも古く貴重な建造物として、ユネスコの世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産に登録されている。中門をくぐると「ヤーナ川(間の川)」と呼ばれる水路が流れ、かつて巡礼者は到着や出発の際にここで禊(みそぎ)を行った。御師の家特有の細長い敷地には、1768年(明和5)建造の主屋と、宿泊者の増加にともない幕末に増築された裏座敷が建っている。宿坊として使用された広い客間や家族の生活の場だった居間、富士山の神様を祀った祭壇など、御師の家の暮らしぶりをうかがい知ることができる。
スポット詳細
- 住所
- 山梨県富士吉田市上吉田3-14-8 地図
- エリア
- 富士山麓エリア
- 電話番号
- 0555221101
- 時間
- 9:30-17:00(最終入館16:30)
- 休業日
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火(祝日を除く)、年末年始
※GW・7・8月は無休 - 料金
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【観覧料】
[大人]100円(団体80円)
[小・中高生]50円(団体40円) - 駐車場
- あり(15台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 0-30分
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- ここは、一見の価値ありですね。
- このお家簡単に言いますと”富士登山者や修行者の宿泊施設”なんです。 昔から、富士山信仰がありましたが、江戸時代には富士講などで一般の参拝登山が盛んになり、この様な宿泊施設がたくさんできたようです。 部屋の周りには、奥の部屋まで廊下が造られています。たくさんの人が泊まりますので、部屋を通らずに行けますからね。最初の部屋には、富士山信仰の祭壇が造られています。そこにある像の人は”富士御師”で、宿泊者...
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- かつての富士登山を思い巡らす事ができる御師の家
- 富士山周辺で雨の日に楽しめる所を探し、吉田の道の駅にある富士山レーダーに行く事にした。そこでの入場券で3箇所回れるチケットが格安です。ということで雨でもあるので、ふじさんミュージアムとこの外川家住宅付のチケットを買った。ふじさんミュージアム附属施設で重要文化財・世界遺産構成資産になっているようだ。御師の家はこの地域に数軒残っている。富士登山をするときの宿泊施設兼富士講の宗教的な役割もしていたらし...
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- 現存する数少ない御師の家です
- かなりの台数が駐車できる無料の駐車場がありますボランティアガイドの方に案内をお願いしていろいろお話を伺いました御師(おし)住宅を通して往時の富士信仰にについて理解を深めることが出来ます旧外川家住宅は、ふじさんミュージアムの付属施設です
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