海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)

博物館/科学館

実際に活動していた潜水艦がそのまま史料館に

明治時代に鎮守府が置かれ軍港として栄えた歴史をもつ呉には、現在も海上自衛隊呉地方総監部が置かれている。「てつのくじら館」は呉と海上自衛隊との関わりの歴史や、潜水艦と掃海についての史料を展示する。

退役潜水艦「あきしお」の内部が博物館になっているというユニークさ} 退役潜水艦「あきしお」の内部が博物館になっているというユニークさ

てつのくじらが陸上に!

JR呉駅から歩いて約5分、陸上展示されている巨大なクジラのような形をした潜水艦「あきしお」が目に飛び込んでくると、思わず「おお!」と声をあげてしまうだろう。それが「てつのくじら館」だ。「てつのくじら」とは潜水艦のこと。自衛隊の史料館として、海上自衛隊佐世保資料館は「水上艦」について、鹿屋航空基地資料館は「航空機」について、そしてこの「てつのくじら館」は「潜水艦と掃海」について紹介する施設となっている。

日本で唯一、潜水艦の内部に入れる

「あきしお」は、全長76・2m、2250t。1986年(昭和61)-2004年(平成16)に使用されていた退役潜水艦だ。2006年(平成18)に国内最大級のクレーン船で陸揚げされたのを受け、翌年に「てつのくじら館」として開館。潜水艦がミュージアムになり、潜水艦の内部に入れるのは日本で唯一だ。館内は3階建てになっていて、1階では海上自衛隊の歴史をパネルと映像で紹介。2階は海の安全を守る掃海活動についての展示。3階は潜水艦の歴史や、潜水艦での生活を紹介し、乗員の3段ベッドが再現され、実際に寝転ぶこともできる(感染拡大防止のため、中止されている可能性がある)。

ふだん知る機会の少ない掃海活動を学べる} ふだん知る機会の少ない掃海活動を学べる

潜水艦の歴史や活動、乗員の生活も紹介} 潜水艦の歴史や活動、乗員の生活も紹介

三段ベッドで寝心地を確かめよう(感染拡大防止のため、中止されている可能性がある)} 三段ベッドで寝心地を確かめよう(感染拡大防止のため、中止されている可能性がある)

艦長室にはベッドのほか、ベッドサイドには深度計、艦内交話装置、無電池電話などが備えられている} 艦長室にはベッドのほか、ベッドサイドには深度計、艦内交話装置、無電池電話などが備えられている

潜望鏡を触ることができる

また3階では、「あきしお」の一部をほぼ現役当時のままの姿で公開。操舵室にある潜望鏡には実際に触れることができ、潜行中の活動や生活を疑似体験できるユニークな史料館となっている。1階のカフェでは、「あきしお」第10代艦長認定の「あきしおカレー」などオリジナルメニューや呉の名物を提供。ショップでは潜水艦型6色ボールペン、潜水艦マスコットといったオリジナルグッズ、ブッシュハットなどの自衛隊グッズを販売している。呉市内には関連施設として、旧鎮守府庁舎だったレンガ造りの海上自衛隊呉地方総監部第一庁舎、旧海軍墓地(長迫公園)、アレイからすこじまなどがある。

現役当時のままの姿で公開されている操舵室。写真中央の潜望鏡には実際に触れることができる} 現役当時のままの姿で公開されている操舵室。写真中央の潜望鏡には実際に触れることができる

潜望鏡からは実際にこんな風景が見える} 潜望鏡からは実際にこんな風景が見える

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スポット詳細

住所
広島県呉市宝町5-32 map map 地図
エリア
呉エリア
電話番号
0823216111
時間
10:00-18:00(入館は17:30まで)
休業日
火(祝祭日の場合は翌日振替休業)
料金
[入館料]無料
駐車場
あり
※大和ミュージアム供用(有料)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
雨の日でも楽しめる
はい

情報提供: ナビタイムジャパン

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