白神山地

ブナの原生林と手つかずの大自然が育んだ世界遺産

人の手が加わっていない、手つかずのブナ林が広がる白神産地は、その中心部が世界自然遺産に登録されている。中心部には、初心者でも気軽に楽しめる散策道が整備され、誰でも存分に世界遺産の魅力を体感できる。

ブナの森から遠く岩木山を望むことができる白神山地 ブナの森から遠く岩木山を望むことができる白神山地

太古の日本の姿を残す手つかずの自然

白神山地は、青森県と秋田県にまたがる手つかずの自然が残る山地帯の総称。総面積は約1300㎢とかなり広大で、その中心部169.7㎢が、日本で最初の世界自然遺産に登録された。中心部はもともと整備がされておらず、場所によっては林道すら存在しない。そのため、入山の際には県の管轄署に届け出が必要となる。一方、そのコア部分を取り囲む「緩衝地域」と呼ばれるエリアは散策道や登山道の整備が進み、青森と秋田を合わせて、散策コースと登山コースがそれぞれ7つ、公式コースとして用意されている。なかでも青森県側では「十二湖散策コース」と「暗門渓谷ルート」が有名。オススメは十二湖コースで、ふだん着でも気軽に1時間程度の散策が楽しめる。

木漏れ日に照らされて、若い葉を淡い緑に輝かせるブナ林 木漏れ日に照らされて、若い葉を淡い緑に輝かせるブナ林

最も気軽に散策できる十二湖コース。この先にはブナの自然林もある 最も気軽に散策できる十二湖コース。この先にはブナの自然林もある

貴重な動植物が今なお存在する

白神山地は今から約2000万年前から1200万年前(新生代新第三紀中新世)頃、日本海が隆起して姿を現した。やがてブナが徐々に根を生やし、長い年月をかけて手つかずのブナの森が生まれた。ここには原生的な自然環境が数々残っており、貴重な動植物の宝庫として保護されている。特に絶滅が危惧されている、天然記念物のクマゲラが巣作りをしているほか、イヌワシやクマタカなどの貴重な猛禽類が白神山地で確認されている。癒やしを求めて気楽な散策を楽しむ観光客から、貴重な動植物の観察を目的としたハイカーや野鳥ウォッチャーたちも、どちらも十分に満喫できるのが白神の魅力でもある。また、ほかではなかなかお目にかかれない、自然の創り出す造形美や独特な地形なども、訪れた人をひきつける魅力のひとつだ。

動植物に加えて昆虫たちにとっても白神山地は楽園 動植物に加えて昆虫たちにとっても白神山地は楽園

ダイナミックな岩肌も見られる

白神山地のなかには、美しいブナの森以外にも、独特な地形が人気のエリアもある。どちらかといえば森の深い緑や、日差しが差し込む淡い緑の印象が強い白神山地だが、白くむき出しになった岩肌が見られる絶景ポイントも。ここは「日本キャニオン」と呼ばれ、世界遺産の地域には属していないが、ダイナミックなU字谷の断崖で、谷底に降り立つこともできる。氷河期時代の氷河の名残と考える説もあり、太古のロマンに思いを馳せる景勝地のひとつだ。ここは十二湖散策コースからも眺めることができる。ブナ林と合わせて、白神山地が今に残す「太古の日本の姿」ともいえるであろう。

日本キャニオンは専用展望台のある景勝地で、谷底にも降りられる 日本キャニオンは専用展望台のある景勝地で、谷底にも降りられる

思わずため息が出るほど、全身で大自然の生命力を感じられるブナ林 思わずため息が出るほど、全身で大自然の生命力を感じられるブナ林

スポット詳細

住所
青森県・秋田県

情報提供: ナビタイムジャパン

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