弘前城天守

城/城址

弘前市のシンボルとして街を見守る天守

築城から200年以上も経過する、歴史的建造物の弘前城天守。世紀の大事業により仮移転中だが、工事完了まで残り約4年(2021年現在)。天守が再び引っ越しする前に、現在の姿を目にも心にも焼き付けるなら、今がチャンス!

もとは五層構造だった弘前城天守。落雷による焼失後、三層の現存する天守を再建した もとは五層構造だった弘前城天守。落雷による焼失後、三層の現存する天守を再建した

現存する江戸時代の天守

弘前市のシンボルともいえる弘前城の天守があるのが、桜の名所で知られる弘前公園。弘前城は1611年(慶長16)に完成した、東西500m、南北に1000mの敷地を有する三重の濠に囲まれた城で、江戸時代の天守が残る東北唯一の城として非常に貴重である。天守のほかにも3棟の櫓と、城門が5棟残っており、いずれも重要文化財に指定されている。実はこの天守、落雷によって一度焼失したあとに、武家諸法度により200年近くも再建できず、9代藩主の蝦夷地警備の功績が認められ、ようやく念願叶って再建できた天守としても語られている。今でいうバルコニーのような欄干を設けた回廊がなく、スッキリした「層塔型」と呼ばれる弘前城の天守は、端正で威厳のある造りといわれている。

南西を守る未申櫓(ひつじさるやぐら)。物見の見張り台だった 南西を守る未申櫓(ひつじさるやぐら)。物見の見張り台だった

天守がのる石垣の位置に近い下乗橋。この先に有料区域の券売所がある 天守がのる石垣の位置に近い下乗橋。この先に有料区域の券売所がある

今の場所は仮住まいの地

弘前城がここまで有名になった理由のひとつに、まるで日本の美しさを象徴するかのような、見事な景観の力があったことは否めない。本来の、石垣の上に建つ天守と桜と朱塗りの橋。この3点セットの景観はため息が出るほど圧巻だ。『本来の-』というのは、2021年(令和3)時点の天守の位置は本来の位置ではないということを意味する。ご存じの方も多いと思うが、天守を支える石垣が崩落する危険性があることから、2015年(平成27)に天守を約70m移動させたのである。これは「世紀の一大事業」とマスコミにも取り上げられた。当初は2023年(令和5)に工事が完了する見込みだったが、発掘調査で判明した石垣の弱点を補うために計画が変更され、2025年(令和7)に天守が曳き戻される予定である。

これが本来の天守。公園内で最も美しく天守が撮影できるスポットだ これが本来の天守。公園内で最も美しく天守が撮影できるスポットだ

2015年(平成27)に行われた、一般参加による天守の曳家の様子(画像提供/弘前市) 2015年(平成27)に行われた、一般参加による天守の曳家の様子(画像提供/弘前市)

工事の様子も見学できる

弘前城本丸東面の石垣修理は100年に一度の大事業とされ、「せっかくならこの大事業を多くの人に見てもらいたい」と、この工事の様子を一望できる展望デッキが設けられている。工事というネガティブな要素をポジティブに変換するその発想が、弘前市を一大観光都市へと押し上げた、最たる要因ではなかろうか。有料区域にある天守見学には入園料が必要となるが、ぜひ見学することをオススメしたい。区域内の武徳殿には休憩所や土産物店、喫茶室などがあり天守の見学後も立ち寄りが可能だ。天守内部には天守の曳家工事に関する資料も展示されている。本来の位置ではない今の場所にある天守も、あと数年で見納めとなるので、歴史的な事業の目撃者になるなら今が狙い目だ。

石垣修理工事用の展望デッキ。工事の様子も見学すると意外とおもしろい 石垣修理工事用の展望デッキ。工事の様子も見学すると意外とおもしろい

弘前城天守の曳家工事に関する資料展示(内部の様子は変更の可能性あり) 弘前城天守の曳家工事に関する資料展示(内部の様子は変更の可能性あり)

スポット詳細

住所
青森県弘前市下白銀町1
電話番号
0172338733
時間
[4/1-11/23]9:00-17:00
※4/23-5/5は7:00-21:00
休業日
無休
料金
【弘前城本丸・北の郭】
[大人]320円
[子供]100円

※団体(10名以上)
[大人]250円
[子供]80円
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(HIROSAKI_Free_Wi-Fi)
コンセント口
なし
喫煙
その他(喫煙所のみ可)
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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