弘前公園

公園/緑地

桜の名所として知られる弘前観光の中心スポット

弘前市の名所として最も名高い弘前公園。約2600本の桜や天守、植物園など、園内には見どころが満載。毎年200万人を超える観光客を集める、弘前公園の魅力を探りに行こう!

弘前公園の現在の南内門。重厚な門構えが城跡に造られた公園であることを物語る} 弘前公園の現在の南内門。重厚な門構えが城跡に造られた公園であることを物語る

どの季節に訪れても楽しめる公園

弘前市を観光するのなら、街の象徴ともいえる「弘前公園」は絶対にはずせない。官庁街や商店街とも隣接しているうえに、多くの観光スポットが弘前公園を取り囲むように点在しており、まさに弘前観光の主役といえる存在なのだ。49万2000平方メートルもの広大な敷地を有する園内には、門や橋、櫓に濠など見どころが多い。また、四季折々の表情を見せ、特に春には約2600本もの桜が咲き乱れ、日本屈指の桜祭りと称される「弘前さくらまつり」が開かれる。さらに弘前公園には東北で唯一、江戸時代から現存する「弘前城天守」もあるなど、歴史的な価値の高さでも知られている。

春には桜が咲き誇り、大勢の観光客で賑わう。西濠では「さくらまつり」期間中、貸しボートも登場(画像提供:弘前市)} 春には桜が咲き誇り、大勢の観光客で賑わう。西濠では「さくらまつり」期間中、貸しボートも登場(画像提供:弘前市)

本丸から西を望むと蓮池越しに岩木山が見える。この景色だけでも見に行く価値があるほど勇壮} 本丸から西を望むと蓮池越しに岩木山が見える。この景色だけでも見に行く価値があるほど勇壮

もとは弘前藩主の居城

もともと弘前公園の基礎は、弘前藩主代々の居城である弘前城。初代藩主津軽為信(つがるためのぶ)が築城を計画し、2代藩主信枚(のぶひら)が完成させたのだが、地方の外様大名の城としては破格の規模だったといわれている。城だけではなく城下町そのものをひとつの城郭とする、惣構(そうがまえ)という仕組みで町が形成されて、今の街の原型がつくられていく。そのことが、今でも公園を中心に数多くの見どころが残された一因なのかも知れない。2014年(平成26)から「世紀の大修理」と呼ばれる弘前城本丸石垣修理事業が始まり、天守は本丸中央部に移動。「下乗橋」「桜」「石垣と天守」の3点セットの写真はしばらくお預けとなったが、今の天守の姿もチョコンとたたずむ感じがかわいいと人気に。

石垣の修理のため、もとの位置から約70mほど北西に移動した天守} 石垣の修理のため、もとの位置から約70mほど北西に移動した天守

城の外濠の景色。当時はこうした濠の内側が、城郭として機能していた} 城の外濠の景色。当時はこうした濠の内側が、城郭として機能していた

園内にさまざまな施設や休憩所がある

園内は無料区域と有料区域に分かれており、天守のある本丸とその北側の北の郭、植物園が有料区域にあたる。有料区域の利用は主に観光客が中心かと思いきや、わずか3回分の料金で通年利用ができる(両区域共通券はほぼ4回分の料金)とあってか、地元の人たちにも好評で、思いおもいにのんびりくつろいだり、癒やしを求めるサラリーマンや主婦、学生たちの姿が目につく。無料区域には「弘前市立博物館」や「弘前市民会館」「弘前城情報館」があるほか、数か所の休憩所(東屋)も完備されている。とにかく広くて見どころだらけの弘前公園。ほかの施設の観光スケジュールとうまく調整しながら、自分のペースで弘前公園を満喫してみよう。

有料区域のひとつ弘前城植物園。開放的な雰囲気で手入れも行き届いている} 有料区域のひとつ弘前城植物園。開放的な雰囲気で手入れも行き届いている

園内にある弘前城情報館。弘前城の歴史を映像で紹介している(入館は無料)} 園内にある弘前城情報館。弘前城の歴史を映像で紹介している(入館は無料)

スポット詳細

住所
青森県弘前市下白銀町1 map map 地図
電話番号
0172338739
時間
24時間

【有料区域】
[4/1-11/23]9:00-17:00
※4/23-5/5は7:00-21:00
休業日
無休
※11/24-3/31は有料区域が無料となり、天守は閉館
料金
[入園料]無料
※一部有料区域あり
駐車場
なし(近隣駐車場をご利用ください)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
不可
Wi-Fi
あり(HIROSAKI_Free_WiFi)
コンセント口
なし
喫煙
可(喫煙所のみ可)
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店
ペットの入店
可(ケージ等を使用の場合のみ)

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 夜の弘前公園
    5.0 投稿日 : 2022.12.11
    夜の弘前公園を散策しました。門・櫓・天守などがライトアップされていてきれいでした。天守は石垣の工事で約70m移動していた他、南内門や追手門も工事中でした。追手門の全景が工事用の足場や飛散防止ネットで見ることができずに残念と思いきや、追手門の飛散防止ネットに、追手門の原寸写真がプリントされていたので、すごくウケました。
  • 四季を感じ取れる城址公園
    4.0 投稿日 : 2022.11.19
    弘前のシンボルとも言える、弘前城がある公園です。春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節によっていろいろな景色を楽しめる場所です。非常に散策向きの場所ですね。
  • 街中の大きな緑の空間
    4.0 投稿日 : 2022.09.06
    弘前城を公園化。早朝の街歩きで訪れた、東門から入り追手門から出た。城跡をこのようにそのまま生かして公園化したところはいい。町の中心に広大な緑の空間が残る。役所や学校などに払い下げしてしまったところは、無残な街になってしまうことも多い。 弘前城といえば桜。4月末の弘前城の桜を見たかった。天守閣のある城の中心の本丸の部分は有料施設だが、その他の部分にも重文に指定されている二の丸辰巳櫓、二の丸未申...

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