おたる水族館
海に面した海獣公園も魅力。豊かな自然のなかにある水族館
パノラマ水槽やネズミイルカの飼育展示
JR小樽駅からバスに揺られて約25分。最寄りのバス停や駐車場から少し坂を上ると「おたる水族館」の入り口に到着する。建物の中に入ると、まずはウミガメが出迎えてくれる。進んでいくと、「海のパノラマ回遊水槽」という館内最大の水槽があり、サメや群れになって泳ぐ魚などを見ることができる。北や南の魚の展示のほか、世界的に飼育数が少ないネズミイルカのプールもある。このネズミイルカは学術目的以外での飼育は禁止されているが、おたる水族館では北海道大学と共同でその生態について研究しているため、見学も可能だ。
ダイナミックなイルカのショー
2階に上がると、クリオネやクラゲなどの展示ゾーン、北海道の海で暮らす生物たちに触れられるタッチエリア「さわってEzone(えーぞーん)」(2022年11月現在、コロナ禍のため一部を除き休止中)、レストランなどがある。連絡通路を渡ると、「イルカスタジアム」に到着。ここでは豪快なバンドウイルカと器用なオタリアのショーを見ることができる。イルカのショーでは、座る場所によっては、豪快なイルカのジャンプで水しぶきがかかることも。濡れたくない場合は、レインコートなどを準備しておこう。イルカとオタリアのショーは、季節によって異なるが1日に3~5回行われている。
野生に近い状態の海獣公園
水族館へ来たら、ぜひとも「海獣公園」には寄っておきたい。案内板に従い外に出て、潮の香りをまとった海風を感じながら急こう配の坂道を下っていく。海を柵で仕切っただけのプールにはアザラシやトドがいて、観光客からエサをもらう姿や、ゆったり泳いでいる姿を見ることができる。プールといっても屋根はなく海そのものなので、海藻も生い茂っていれば、雨や雪も降る。つまり、ここにいる海獣たちは野生に近い状態で飼育されているわけで、いくらかたくましさを感じる。海獣公園に面した海岸線は、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されており、たまに野生のトドやアザラシが近くの岩場で発見されることもある。海獣公園は、3月中旬~11月下旬観覧可能。冬期(12月中旬~2月下旬)は閉鎖。
スポット詳細
- 住所
-
北海道小樽市祝津3-303
地図
- エリア
- 小樽エリア
- 電話番号
- 0134331400
- 時間
-
9:00-17:00
※季節により変更あり - 休業日
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[2023]11/27-12/15
[2024]2/26-3/15、11/25-12/13 - 料金
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【入館料】
[大人]1,800円
[小・中学生]700円
[幼児(3歳以上)]350円
※冬期営業は別料金 - 駐車場
- あり(1,000台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- あり
- 喫煙
- 可(構内に喫煙場所3カ所(冬期は1カ所)、館内不可)
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 120分以上
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン