北の屋台
帯広の夜は、北海道の恵みを屋台のハシゴ酒で
駅からすぐの屋台街は個性あふれる店ばかり
JR帯広駅から徒歩5分ほどにある屋台街の「北の屋台」からは、毎夜、明るい声が響いてくる。居酒屋、串揚げ、韓国料理、中華、イタリアン……。20軒の屋台はジャンルもさまざま。まずは軽く1杯と、入った店は「創家(つくりや)」という魚介メインの創作和食店。小さな屋台にもかかわらず、そのメニューは50種類以上。今日の刺身の盛り合わせは、網走産のクジラとタコに、釧路産のシメサバの3点。北海道の海の幸が最高の状態で盛られたひと皿だ。創家は、十勝襟裳産の深海魚・アブラボウズの味噌焼きが看板メニューだという。屋台飲みはハシゴ酒も楽しい。酔いが回らないうちに次の店へと急ごう。
基本は地産地消。ジビエ料理の屋台まで!
2軒目は燻製創作料理の店「煙陣(えんじん)」。中央にあるいきぬき広場のすぐ横にある店だ。「まさか屋台でスモーク料理が食べられるなんて」と観光客は目を丸くする。燻製しても素材本来の味がしっかり感じられるところに、店主の腕の良さが光る。産地直送の食材にこだわり、猟師でもある店主が自ら仕留めたエゾシカのほか、ヒグマ、イノシシのジビエ料理も提供。食糧自給率が1220%という十勝は、日本の食料供給基地と呼ばれている。この大地で育った食材を、一人でも多くの人に味わって欲しいという思いで、十勝を中心とした道内各地の生産者の協力を得て、北の屋台は運営している。
やがて独立店舗となることで帯広が賑やかに
北の屋台は「帯広を元気にしたい」と願った有志40名でスタートした。2021年(令和3)7月29日で20周年。基本的には3年に1度、店の入れ替えが行われている。ここで店が出せるのは、いずれは屋台を卒業し、独立店舗を持つという夢を持った人たち。ここに根づいた屋台もあるが、継続して店を出し続けるために、裏では厳しい審査が行われているという。単なる場所貸しではないからこそ、いつ訪れても賑わっているのだろう。ふらりと立ち寄るのが屋台の魅力ではあるが、人気スポットだけに、お目当ての店は予約をしておくか、オープン早々を狙って訪れるのがオススメだ。
帯広の夜に広まる、新しい取組みの輪
北の屋台の人気にあと押しされるかのように、帯広では新しい取組みが目立つ。そのひとつが「馬車Bar」だ。JR帯広駅から徒歩3分のところにある「HOTEL & CAFE NUPKA」をスタートし、帯広駅周辺をまわる50分間の馬車の旅を楽しみながら、地元素材のおつまみやクラフトビールを楽しめる。この馬車をひくのは、ばんえい競馬で活躍したばん馬のムサシコマだ。馬車部分は、十勝の職人集団が専門の業者と手を組み、こだわって造り上げられた。夜の帯広の楽しみがまたひとつ増えたのだ。
スポット詳細
- 住所
- 北海道帯広市西1条南10-7 北の屋台 地図
- エリア
- 帯広・襟裳エリア
- 電話番号
- 0155238194
- 時間
- 店舗により異なる
- 休業日
- 店舗により異なる
- 駐車場
- なし
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(店舗でご確認ください)
- Wi-Fi
- あり(kitanoyatai-free)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 店舗により異なる
- 平均予算
- 【夜】1,001-3,000円, 3,001-5,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 備考
- ※電話番号は北の起業広場協同組合に繋がります。
情報提供: ナビタイムジャパン
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