兵庫県立コウノトリの郷公園
特別天然記念物・コウノトリの野生復帰を目指す場所
地域とコウノトリの共生を目指す
国の特別天然記念物・コウノトリの日本最後の生息地である豊岡市で、コウノトリの保護、繁殖、野生復帰を研究・実践するために設立された施設。野生の動物や植物が生態系を保って生息する空間であるビオトープの設置や氾濫原湿地を整備し、地域とコウノトリが共生できる環境づくりも推進している。2005年(平成17)には、コウノトリの放鳥を開始。その後、野外での繁殖を繰り返し、現在野外のコウノトリの数は300羽を越えている。園内の観察広場では、6羽のコウノトリが公開されており、併設のエコミュージアム「豊岡市立コウノトリ文化館」からその姿を観察できる。毎週土曜の13:30〜14:30にはスタッフによる参加無料のガイドウォークが実施されるので、知られざるコウノトリの生態について学んでみよう。
自由に飛び立つ野外のコウノトリと出合えることも!
コウノトリが巣を作るために設置された人工巣塔では、運が良ければ野外のコウノトリが見られる。郷公園前の祥雲寺巣塔では、繁殖・ふ化が確認できれば、4月頃にかわいいヒナの姿が見られるという。巣の中の様子を上から見ることができる「山頂あずまや」からも、コウノトリの子育てを観察できる。「山頂あずまや」は公園一帯の田園風景を望む展望スポットでもあり、見晴らしも抜群。飼育コウノトリがいる公開ケージにも野外のコウノトリが舞い降りることがあるため、タイミングが良ければいたるところで出合えるかもしれない。
間近でケージ内のコウノトリを見られる飼育ゾーンでは、特別イベントも開催
通常は飼育ゾーンには立ち入れないが、年に数回、準備から参加できるエサやり体験のイベントで特別に公開され、コウノトリがエサを食べる様子を目の前で見られる。そのほかにも、10月末の「郷公園デー-非公開エリア特別公開-」では飼育ゾーンを見学できるクイズラリーを実施し、飼育員のこぼれ話を聴くことができる。春・夏・秋の「特別ガイドウォーク」も飼育ゾーンに入れる貴重なイベントとなっている。郷公園デー以外はそれぞれ予約制だが、空きがあれば当日参加も可能なので、気軽に参加してみよう。
スポット詳細
- 住所
- 兵庫県豊岡市祥雲寺128 地図
- エリア
- 但馬・城崎エリア
- 電話番号
- 0796235666
- 時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 月(祝の場合は翌日)、12/28-1/4
- 料金
- [入園料]無料
- 駐車場
-
あり
[普通車]72台(うち2台身障者用)
[中型バス]3台(うち1台身障者用)
[大型バス]9台 - Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン