辰鼓楼
出石のシンボルとしてそびえる時計台
出石城旧三の丸大手門脇の櫓台にある時計台。1871年(明治4)に時刻を告げるための櫓として、廃城となった出石城の石垣や城の廃材を利用して建設された。当時は1時間ごとに太鼓を叩いて時刻を知らせていたほか、午前7-9時の辰の刻に城主登城を知らせていたとされる。1881年(明治14)に出石出身の医師・池田忠恕(いけぐちちゅうじょ)氏が機械式の大時計を寄贈したことから、時計台として利用されるようになった。昭和と平成の2度の大改修を経て、現在の時計台の姿となり、今では4代目となる大時計が時を刻み続けている。現在は、8時と13時の1日2回、まるで当時を思わせるような太鼓の音で時間を知らせてくれる。城下町を歩きながら、その音を耳にすれば、きっと明治時代の暮らしがそばに感じられるはず。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 和風の時計台
- ツアーのフリータイム、100分の間に訪問しました。1871年に時刻を知らせる太鼓を叩く櫓として設置され、1881年に、医師の池口氏が時計を寄付してからは、日本最古の時計台として親しまれているそうです。和風の時計台という感じがします。
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- 電気式時計の設置された櫓
- 辰鼓楼は出石を訪れた際に、最も目につく建造物だと思います。時を知らせるために太鼓を叩いていた櫓で、その後札幌時計台と同じ時代に機械式時計が設置され、現在は電気式の時計が取り付けられているとのことです。札幌時計台のように現在も当時の機械式時計であれば貴重な存在だと思いますが、時計としての歴史的価値はないと思います。ただ、出石城三の丸大手門石垣の上に建っている櫓は風情があります。
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- 日本で二番目に古い時計台とのことです
- 小京都出石のシンボル的存在です。非常に絵になる存在です。時計台となったのは1881年(明治14年)9月8日で札幌の時計台より27日遅いので、日本で二番目に古い時計台とのことです。
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