ふらのワイン工場(見学)

その他の工場見学/実演

ワインの本場と似た気候のなかで生まれる極上ワイン

ラベンダーと同じく富良野で人気の高い「ふらのワイン」の醸造工場。ワイン醸造の工場を見学でき、試飲も楽しめる。工場から見る、北海道らしい豊かな自然の眺望も楽しみのひとつだ

工場2階の大きな窓から十勝岳連峰の眺望も見わたせる} 工場2階の大きな窓から十勝岳連峰の眺望も見わたせる

無料で楽しめる工場見学

JR富良野駅から北東へ車で約5分。清水山を上っていくと、赤いレンガの建物が見えてくる。ここが「ふらのワイン工場/富良野市ぶどう果樹研究所」だ。駐車場に着くと、目の前にはのどかな富良野の田園風景が広がっている。館内に入ったら、まずは工場を見学しよう。営業時間中なら自由に見学できるスタイルだ。地下の熟成室に進むと、ほの暗く、空気がひんやりとして涼しい。ワインにとって最適な環境になっているのを肌で感じられる。ここで瓶詰めされたワイン、熟成タンクや熟成樽を見学したら、次に向かうのは2階。2階では、ガラス越しに1階の製造ラインの様子が見学できる。ただし、製造ラインの 稼働は1か月に数日のみなので、見たい場合は事前に調べておこう。

樽1本に入っているワインの量は、720㎖ボトル約 310本分だそう} 樽1本に入っているワインの量は、720㎖ボトル約 310本分だそう

富良野はワインの本場、ヨーロッパ北部と似た気候風土

1972年(昭和47)、富良野市が「富良野市ぶどう果樹研究所」を設置し、「ふらのワイン」が誕生した。当時、稲作から野菜・果物などへ農業の切り替えが進められていたこと、道東の池田町で山ブドウを使ったワインがブームになっていたことが、ワイン用原料ブドウの栽培をスタートさせるきっかけとなる。富良野は盆地で、昼と夜の寒暖差が大きい。甘みの強いブドウが育ちやすい環境だった。気候風土や土地条件が栽培に適していただけでなく、棚で栽培するブドウを垣根に這わせるといった独自の栽培方式を採用し、葉が吸収する太陽の光を増加させた。こうして高品質のブドウ栽培の技術を徐々に確立させ、自治体の運営による、道内2番目のワイン工場が富良野に誕生したのだ。

ふらのワイン工場を代表する銘柄「ふらのワイン(赤・白)」} ふらのワイン工場を代表する銘柄「ふらのワイン(赤・白)」

試飲をしたらお土産を選ぼう

工場を見学したあとはワインを試飲。その日に試飲コーナーに用意されている銘柄3種類を、無料で楽しめる。もっといろんなワインを味わいたいなら有料の試飲へ。グラスワインは12種類から選べて1杯200円。お気に入りのワインが見つかったら、もちろん売店で購入できる。人気があるのは、赤だと「羆(ひぐま)の晩酌」、白は「バレルふらの」。定番の「ふらのワイン(赤・白)」は、イギリスで開催されたモンドセレクション主催「第20回ワールドセレクション」で最高位賞の金賞を受賞している。「ミュラー・トゥルガウ」も国産ワインコンクールで何度も受賞している白ワイン。ワイン好きなら、ここでどれを買うか迷うのも楽しい時間だ。

「羆の晩酌」のイラストは脚本家・倉本聰の長女、イラストレーターの根来由美さんが描いたもの} 「羆の晩酌」のイラストは脚本家・倉本聰の長女、イラストレーターの根来由美さんが描いたもの

スポット詳細

住所
北海道富良野市清水山 map map 地図
電話番号
0167223242
時間
9:00-17:00
休業日
年末年始
料金
無料
駐車場
あり
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club、MUFG、DC、PREMO、UFJ、NICOS)
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、WeChatPay)
Wi-Fi
あり(Free-Wifi)
コンセント口
なし
喫煙
不可
英語メニュー
あり
平均予算
【昼】3,001-5,000円
滞在目安時間
0-30分
車椅子での入店
乳幼児の入店
可(試飲20歳以上)

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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