ニングルテラス
森の知恵者・ニングルが暮らす、森のなかのショッピングエリア
自然豊かな森のなかでショッピングを楽しめる
富良野の自然を生かした北海道屈指のリゾートホテル「新富良野プリンスホテル」。富良野を舞台にした作品を作り続けてきた倉本聰氏が考える優れたリゾートの条件に基づき、いくつもの施設がホテル内に造られてきた。1995年(平成7)6月、ホテルの敷地内にオープンした「ニングルテラス」もその1つ。駐車場の東側にある森のなか、15棟のかわいいログハウスが点在するショッピングエリアとなっている。もともとあった森を生かして造られており、木造の遊歩道沿いに森に溶け込むようログハウスが立っている。「ニングル」とは、北海道の森の奥に住む「森の知恵者」のこと。アイヌ語で「ニン」は「ちぢむ」、「グル」は「人」を意味し、倉本聰氏の著書『ニングル』によると、その身長は15cmほどと記されている。
自然をモチーフにした、ここでしか手に入らない作品が多数
ニングルテラスの入り口から森のなかに入ると、いくつものログハウスが並ぶ。切り絵を重ねることで北海道の景色を表現したペーパークラフトの店「紙々の森」、フクロウをモチーフにした作品を扱う「ふくろうの家」、和紙で富良野の四季を表した作品を扱う「ペーパーワークの家」など。ニングルテラスにある店は、どこも自然の素材をモチーフにしたクラフト作品を販売。買い物を楽しみながら、自然を守ることの大切さも感じてほしいという想いが込められている。途中、右手に朽ちた木の切り株や小さな水場があり、そこに「お願い」と書かれた小さな看板が。ここにニングルの家族が住んでいるので大声を立てず、のぞくときは露骨にならぬようといったことが記されており、読んだ途端、声をひそめ横目で辺りを見てしまう。それほど、今にも小さな人が草木の間から姿を現しそうな雰囲気なのだ。
一つひとつていねいに作られた作品。一期一会を大切に選びたい
さらに進むと、家や家族を表現した作品を扱う「小さな家の家」、カラマツの香りを含ませた木のロウソクを販売する「森のろうそく屋」がある。「森のろうそく屋」はドラマ『北の国から』で主人公の叔母・雪子が働いていた店ということもあり、ドラマファンも多数訪れる。そこから少し階段を上ると、富良野塾の店「森の楽団」がある。富良野の森から集めた自然素材を使って、オーケストラの楽士の姿をした小物を制作・販売。制作風景も見学可能。その先に、小鳥モチーフの羊毛アクセサリーの店「小鳥たちの家」、銀細工アクセサリーの店「雪の結晶」、こだわりの革製品が並ぶ「森の革工房」、小さな穴から小宇宙が広がる万華鏡専門店「万華鏡の家」、モビールや風車などを扱う「風の家」とログハウスが続く。自然をテーマにした作品が並ぶ「雑木林の家」を巡ると、最初の場所に戻ってくる。どの商品も手作りの作品ばかりなので、じっくり選び、作品との出合いを大切にしたい。
スポット詳細
- 住所
- 北海道富良野市中御料 地図
- エリア
- 富良野エリア
- 電話番号
- 0167221111
- 時間
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12:00-20:45
※各店舗により営業時間が異なります - 休業日
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店舗により不定休(営業店舗が少ない場合あり)
※11月にクローズ期間あり - 駐車場
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あり(390台)
※新富良野プリンスホテル駐車場利用 - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、楽天Edy、PayPay、メルPAY、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 備考: 店舗、商品により異なる
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 今年もお世話になりました
- 毎年同じ時期に、一人旅でプリンスホテルを利用させていただき朝夕とニングルテラスを散策します。孫へのお土産でテラス内のショップも入りますが目的は散歩。朝6時前からニングル脇の森を歩き、今年はエゾリスにも逢えました。夕方-夜は灯りのついたニングルをぶらぶらと歩くだけで和みます。60のおっさん一人で満足できるのは「北の国から」熱狂ファンだからかもしれませんが(汗)
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- 雰囲気は悪くない。
- 新富良野プリンスホテルの敷地内にあるショッピングエリア。かの倉本聡氏がプロディースしたとかで、森の中にログハウスのショップが点在している。インスタ映えするし雰囲気は悪くないがいかにも演出された空間と感じてしまうのは自分だけか?若い人をターゲットにした工芸品や雑貨類が並ぶが、お土産感満載であまり魅力は感じなかった。たまたまコーヒーハウス「チュチュの家」が「北の国から」放映40周年...
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- 新富良野プリンスホテルの敷地内にあります
- 10時半から11時からの開店なので、ホテルに宿泊してチェックアウトしてからだと、ちょっと遅いと感じました。種々のハンドクラフトの店や倉本聰さんをテーマにした小さな展示棟があります。若干の高低差があり、スロープも階段の脇に設けられていますが、足の不自由な方にとっては移動が少し不便かもしれません。フラノチーズ工房で見た、木で作ったオーケストラのうち、VIOLINISTを購入しました。手に取ってみると髪...
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