横尾忠則現代美術館
美術家・横尾忠則の独創的な世界観をちりばめた美術館
横尾ワールドの魅力を多くの人に広める
兵庫県西脇市出身の美術家・横尾忠則の作品をより多くの人に鑑賞してもらうため、村野藤吾が設計した兵庫県立美術館王子分館(旧兵庫県立近代美術館)の西館をリニューアルし、2012年(平成24)11月に開館した。高校卒業後、デザイナーとして活躍していた彼だが、1980年(昭和55)にニューヨーク近代美術館で見た「ピカソ展」に衝撃を受け、画家になることを決断。Y字路シリーズ、俳優やミュージシャンの肖像画まで、さまざまなモチーフを描くことでも知られている。
学芸員のセンスが光る企画展に注目を
横尾忠則現代美術館では、コレクションを軸にして、国際的に高く評価されている横尾忠則芸術の魅力を国内外にアピールするとともに、彼の作品を多彩な切り口で紹介する企画展を開催している。ただテーマに沿って作品を壁に並べるだけにとどまらない空間デザインがおもしろい。また通常の展示のほかにも、膨大な関連資料の保管・調査・研究を行うアーカイブルームや、ワークショップや公開制作を行うオープンスタジオ、横尾グッズを扱うミュージアムショップも設けている。特にミュージアムショップには、種類豊富で手頃なポストカードはもちろん、横尾デザインの雑貨やアパレルが充実。ここでしか買えないレアグッズをゲットしよう。
人気のフォトスポットも忘れずに
最上階に上がると、奥まった空間から何やら視線を感じる。ビビッドな壁にいくつもの目が描かれた、通称「目玉廊下」だ。その横には、彼が長年収集してきた作品や資料を展示する「横尾忠則コレクションギャラリー」、さらに奥へ進むと、外の風景が万華鏡のように広がる異空間「キュミラズム・トゥ・アオタニ」が広がる。「キュミラズム」とは、「キュビズム」と「ミラー」を組み合わせた造語。窓からは、横尾忠則が新婚時代を過ごした旧青谷町も見ることができる。その実際の景色と写真が幾何学的な形のミラーに入り乱れて映り込み、思い出深い風景を解体・再構成することで、横尾作品ならではのめくるめくようなコラージュの世界が実体化されている。
スポット詳細
- 住所
- 兵庫県神戸市灘区原田通3-8-30 地図
- 電話番号
- 0788555607
- 時間
- 10:00-18:00(入館は17:30まで)
- 休業日
- 月(祝の場合は翌平日)、展示替え期間、メンテナンス休館、年末年始
- 料金
-
【観覧料】
[一般]700円
[大学生]550円
[70歳以上]350円
[高校生以下]無料 - 駐車場
- あり(31台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、QUICPay、iD、nanaco、WAON、楽天Edy)
- Wi-Fi
- あり(Hyogo Free Wifi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(作品目録)
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
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