北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
北海道の歴史を伝える「赤れんが庁舎」は、都会のオアシス的存在
赤れんが庁舎は北海道のシンボル
高層ビルが立ち並ぶなかに、突如現れる緑の森とレンガの建物。「赤れんが庁舎」という呼び名で、道民に親しまれている「北海道庁旧本庁舎」である。JR札幌駅からも、地下鉄大通駅からも徒歩約5分という中心部にあり、多くの人が日々通勤や買い物の際、赤れんが庁舎を目にしている。すぐそばには、「赤れんがテラス」「NOASIS3.4」「シタッテサッポロ」など、オフィスと飲食関連の商業施設が入った複合ビルが数多くあり、いつも賑わっている。
未来へ語り継がれる歴史ある建物
1888年(明治21)に建てられた赤れんが庁舎、当時は鹿鳴館と並ぶ国内有数の大きな建造物であった。アメリカ風ネオ・バロック様式のレンガ造りで、国の重要文化財にも指定されている。1909年(明治42)の火災で、庁舎の内部や屋根を焼失したが、外周のレンガには損傷がなく、1911年(明治44)に再建。その際、当初あったてっぺんの八角塔は設置されなかった。北海道100年の1968年(昭和43)、新庁舎が誕生して庁舎の機能が移る際、創建当時の形を未来へ残すため、八角塔があった創建当時の姿に戻した。
新たな発信拠点となるべく、改修工事中
赤れんが庁舎の前庭には、1000本近くの木々が植えられており、大きな池も2つある。樹木は、ハルニレ、ポプラ、イチョウ、サトザクラ、シラカンバ、ナナカマドなど、その種類は約100種にものぼり、四季折々の眺めを楽しめる。以前は館内に入ることができたが、2019年(令和元)10月からリニューアル工事に入り、2022年(令和4)時点では入ることができないが、仮設見学施設を公開準備中なので公式ウェブサイトで確認のこと。この改修を機に、フロアごとに「歴史と文化」「地域情報とにぎわい」「創造と交流」というテーマを設けることが決定している。2025年(令和7)にはすべての工事が完了予定だ。
スポット詳細
- 住所
- 北海道札幌市中央区北3条西6 地図
- 電話番号
- 0112045019
- 時間
-
8:45-18:00(現在改修工事中。令和7年度にリニューアルオープン予定。)
※仮設見学施設は令和6年5月上旬まで公開予定です。
仮設見学施設開館時間 8:45-18:00(最終入館時間 17:50) - 休業日
- [仮設見学施設]年末年始(12/29-1/3)
- 料金
- 無料
- 駐車場
- なし
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(英語版パンフレットがあります。)
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可(施設内にはエレベータがあります。)
- 乳幼児の入店
- 可
- 備考
- ※令和7年(2025年)まで北海道庁旧本庁舎改修工事のため閉館。仮設見学施設は令和6年5月上旬まで公開予定。
情報提供: ナビタイムジャパン
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