岩槻城址公園
桜の名所として知られる公園
桜の名所として知られる城址公園
公道を挟んで西側には野球場や多目的広場、こども広場があり、東側には岩槻城の遺構をはじめ、菖蒲池と八ッ橋、テニスコート、ピクニック広場、ロマンスカー展示広場などがある。自然の豊かな公園だが、特に桜の名所として有名。園内には約600本もの桜が植えられ、春は花見客で大賑わいとなる。特に菖蒲池の周りは見事で、鮮やかな朱色の八ッ橋に桜の花がよく映える。この時期には「桜まつり」も開催され、菖蒲池周辺はライトアップも行われる。桜はほかに野球場の周辺や多目的広場でも見ることができるので、公園を散策しながら花見をしたい。一方、菖蒲池の花菖蒲は6月、スイレンは6~8月頃が見頃。春から夏にかけては花を愛でつつ散歩するのがおすすめだ。
各所に残る岩槻城の遺構
岩槻城は15世紀に築城され、豊臣秀吉の小田原城討伐で落城。以降は有力な譜代大名の居城となった。その後、さいたま市(旧岩槻市)の都市計画で公園として整備された歴史をもつ。公園をぐるりと回ってみよう。第1駐車場から菖蒲池までの間にあるのが黒門。これは岩槻城の城門として使われていたもので、三の丸内の城主居宅の構えの門であったとも伝えられている。明治維新後に県庁の表門として移築され、戦後に返還されここに移築された。その横には人形の町・岩槻ならではの人形塚がある。秋にはここで人形供養祭が行われる。またその横には岩槻城裏門が立つ。1770年(明和7)に建立され、岩槻城裏門として使われたあと民間の所有となり、のちにさいたま市(旧岩槻市)に寄贈された。野球場の裏には岩槻城跡のケヤキの巨木がある。これは岩槻城の新曲輪(しんくるわ)西側の空堀傾斜面に立っていたものだ。また、公園内には新曲輪・鍛冶曲輪跡もあり、1925年(大正14)に県史跡として指定されている。
そのほかの見どころ
菖蒲池の北にはからくり時計がある。ガラスの中にからくり人形が入っていることからそう呼ばれているのだが、人形の町・岩槻ならではといえるだろう。またその北にはロマンスカー「きぬ号」の車体が展示してある広場がある。東武鉄道から寄贈された車体で、公開日には中に入ることもできる。そこから西はピクニック広場とわんぱく広場が広がる。噴水もあり、市民の憩いの場として機能している。前述のとおり、岩槻は人形の町。公園からは少し離れるが、岩槻駅から徒歩約10分のところにはさいたま市岩槻人形博物館がある。こちらも あわせて訪れるといいだろう。
スポット詳細
- 住所
- 埼玉県さいたま市岩槻区太田3-1-1 地図
- エリア
- さいたま市・中央部エリア
- 電話番号
- 0487579122
- 休業日
- 無休
- 料金
- 施設内容により異なる
- 駐車場
- あり(約291台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 滞在目安時間
- 60-120分
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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