足利市立美術館

美術館

歴史と文化のまちならではの企画展が見もの!

足利市の中心市街地にある、集合住宅と一体となった美術館。絵画や彫刻、現代アートなどを中心に、自主企画展と巡回展の組み合わせで年4回の展覧会を開催する。足利ならではの歴史・文化にちなんだ自主企画展も多く、遠方からでも足を運びたいアート空間だ。

2022年(令和4)6月12日〜7月21日までの企画展「リアルのゆくえ」の様子。斬新な現代アートの数々を展示} 2022年(令和4)6月12日〜7月21日までの企画展「リアルのゆくえ」の様子。斬新な現代アートの数々を展示

優れた芸術を質の高い展示で紹介する

1994年(平成6)に開館、4階から上に集合住宅を併設した珍しい形の美術館。年4回の展覧会を軸としており、展示のジャンルは現代アートから歴史的な文化財、絵本の原画まで幅広い。首都圏からも足を運んでもらえるようにと、年4回の展覧会のうち、2回は独自の企画展を開催している。足利氏発祥の歴史あるまちであり、交通の要衝でもあった足利。そのため国から厚く庇護され、価値ある文化財も多く残ってきたのだとか。そんな歴史と文化のまちならではの展示を楽しめる。

足利市街地でひときわ目立つ建物} 足利市街地でひときわ目立つ建物

「刀剣女子」殺到の企画展が話題に

足利市立美術館ならではの展示として、2017年(平成29)3月から同年4月まで開催された企画展で一般公開された「山姥切国広(やまんばぎりくにひろ)」が話題を呼んだ。山姥切国広は、安土桃山時代の刀匠で足利学校で鍛刀していたこともある堀川国広作の日本刀。国の重要文化財に指定されている。PC版ブラウザゲーム『刀剣乱舞』にも登場する名刀として、ゲームのファンや刀剣のファンが殺到し、来場者は3万人以上にも上った。2022年(令和4)2月から3月にかけての足利市制100周年記念特別展では再びお目見え。市内で営むほかの観光施設や飲食店の集客にも影響を及ぼすほどの人気ぶりだったようだ。同年7月30日〜10月10日のとちぎ国体・とちぎ大会開催記念企画展では、大日如来坐像をはじめ、大河ドラマ『鎌倉殿』の義弟・足利義兼ゆかりの文化財を展示。足利市の歴史の奥深さを学べる内容で好評を博した。ここでしか出合えない、足利の美の文化がある。

山姥切国広を展示した足利市制100周年記念特別展の様子} 山姥切国広を展示した足利市制100周年記念特別展の様子

ミュージアムショップで足利グッズをゲット

1階にあるミュージアムショップでは展覧会の関連書籍のほか、軽アルミ金属をはじめとする地場産業を生かしたグッズを販売している。市内で閉校した校舎跡を生かして活動する若手アーティストの作品なども要チェックだ!

ミュージアムショップは足利市立美術館ではなく一般財団法人おもい・つむぎ財団が運営} ミュージアムショップは足利市立美術館ではなく一般財団法人おもい・つむぎ財団が運営

型染め職人が一枚一枚手作業で染めている手ぬぐい。足利の歴史や文化をモチーフにしている} 型染め職人が一枚一枚手作業で染めている手ぬぐい。足利の歴史や文化をモチーフにしている

スポット詳細

住所
栃木県足利市通2-14-7 map map 地図
電話番号
0284433131
時間
10:00-18:00(入館は17:30まで)
休業日
月(祝の場合は翌日)、年末年始、その他展示替えのため臨時休館あり
料金
企画展によって異なる
駐車場
あり(8台)
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
平均予算
【昼】1-1,000円
滞在目安時間
30-60分
車椅子での入店
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • 喫茶兼小さなミュージアムショップ
    3.0 投稿日 : 2017.07.05
    美術館の1階にあるスペース。美術館の無料デーに行きました。猫に関するグッズが多かった。足利らしい織物関連のお土産もありました。100円のしおりはちょっとしたお土産になると思います。

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アクセス

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