常磐神社
義公・烈公をともに祀る偕楽園に隣接した神社
葵紋の御朱印がいただける
偕楽園本園の東側に位置する常磐神社は、明治のはじめ頃に義公と烈公を慕う人々によって、祠堂が偕楽園内に創られたのが始まり。1874年(明治7)に現在の地に社殿が造られた。御朱印は「この紋所が目に入らぬか」でおなじみの徳川家の家紋「葵紋(あおいもん)」なので、参拝の際はぜひいただいていこう。
建設当初の社殿は1945年(昭和20)の空襲で焼失。1958年(昭和33)に再建された
義公・烈公が愛した梅
参道の階段を登っていくと大きな鳥居が見えてくる。高台に位置しており、振り返れば千波湖を一望できる。広々とした境内には社殿のほか、空襲を免れた神楽殿・神饌殿(みけどの)を能舞台に改修した「能楽殿」、義公・烈公ゆかりの品々を保管する「義烈館」がある。「義烈館」の前庭に植えられた「浪速の梅」は、義公が大阪から取り寄せてみずから植えた梅を、常磐神社に移植したもの。老木となり勢いは衰えたものの、まだ花を咲かせているという。かたわらには義公が「浪速の梅」について詠んだ歌を刻んだ歌碑が建っている。
「義公」「烈公」から名をとった義烈館
義烈館には義公・烈公の遺品をはじめ、さまざまな歴史的資料が展示されている。「光圀公御木像」はほぼ等身大の木像で、西山荘に隠居された当時の姿を彫ったもの。ドラマ『水戸黄門』でのおなじみの姿をほうふつさせる。大砲「太極(たいきょく)」は、ペリー来航の際に江戸湾防備のため水戸藩で鋳造されたものだ。74門は幕府に献上され、水戸に残った1門が展示されている。また、烈公が作らせたという直径144cmの日本最大の陣太鼓「大陣太鼓」も間近で拝むことができる。
大砲「太極(たいきょく)」のかたわらには、実物の弾丸も展示されている
水戸学を受け継いだ藤田東湖を祀る摂社
境内をひととおりまわったら、手水舎のそばにある摂社・東湖神社にもぜひ立ち寄ってみよう。斉昭の側近で弘道館の創建をはじめ片腕として活躍し、優れたブレーンでもあった藤田東湖(ふじたとうこ)を祀る。合格祈願など、学問にまつわるご利益があるとされている。参拝のあとは、緑豊かな神社近辺を散策したり、偕楽園の東門目の前にある水戸黄門茶屋でひと息入れるのもオススメ。コーヒーや甘酒のほか甘味も販売しており、梅が香る「梅ソフトクリーム」が人気だ。
スポット詳細
- 住所
- 茨城県水戸市常磐町1-3-1
- エリア
- 水戸・笠間エリア
- 電話番号
- 0292210748
- 時間
- 6:00-日没
- 休業日
- 無休
- 駐車場
- あり(80台)
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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