七里ヶ浜

海岸/浜

のんびり磯の空気を味わいたい七里ガ浜

「七里ガ浜」は江ノ島電鉄、通称「江ノ電」(以下江ノ電)が走る海岸線で、鎌倉市南西部、相模湾に面した2.9kmの浜。すぐ目の前には江の島があり、天気のいい日は富士山まで見渡せる。「日本の渚100選」にも選ばれた鎌倉を代表する海岸のひとつ。

江の島を背に、波に乗るサーファーたち} 江の島を背に、波に乗るサーファーたち

江ノ電沿線のおしゃれな人気エリア、七里ガ浜

七里ガ浜には大きな駐車場があるので車も便利だが、鎌倉駅から出ている2-4両編成のレトロな江ノ電に揺られながらゆっくり向かうのが気持ちいい。鎌倉駅から14分、七里ヶ浜駅に降り立つと磯の香りがして、海はもう目の前だ。美しいロケーションと、良質な波はサーファーにも人気が高く、オーシャンビューを楽しめる海沿いのカフェレストランにはたくさんの若者が集まってくる。それでも、鎌倉駅の喧騒とは違い、浜辺では犬を散歩させている人、釣りをする人、波乗りに興じる人など絵のような風景が広がり、さえぎるものが何もない水平線はまるで時が止まったように見える。心を癒やしてくれる広い海は、日々忙しさに追われている人へのご褒美空間だ。

江ノ電1日乗車券「のりおりくん」を使って海沿いを満喫しよう。乗り放題で650円/1日} 江ノ電1日乗車券「のりおりくん」を使って海沿いを満喫しよう。乗り放題で650円/1日

遠くに富士山。まるで浮世絵の世界に迷い込んだよう} 遠くに富士山。まるで浮世絵の世界に迷い込んだよう

サーファーに人気の波

おしゃれなカフェが多いエリアにもかかわらず、夏場も静かで時間がゆったりと流れているように感じるのは海水浴客がいないからだろうか。穏やかに波が打ち寄せるので、「本当に泳いじゃいけないの?」と思ってしまうが、海の中には急に深くなるところがあって泳ぎには不向き。海辺は穏やかに見えても波が高く、岩場になっているので遊泳禁止だ。それでも、ゆっくり押し寄せるスピードの遅い波はサーファーたちに人気があり、一年中いつでも、初心者、上級者問わず波乗りたちが集まってくる。江ノ電、七里ヶ浜駅前はカフェや温水シャワー(有料)を併設する大きな駐車場があるので多くのサーファーが集まり、ひとつ藤沢寄りの鎌倉高校前駅の目の前の海は、同じような波質でも駐車場がないぶん、比較的空いている。

自転車にボードを積んだ「チャリサーファー」の男子は、老いも若きもなぜかほぼ全員上半身裸} 自転車にボードを積んだ「チャリサーファー」の男子は、老いも若きもなぜかほぼ全員上半身裸

女子ウケ間違いなしのおしゃれカフェ

七里ガ浜には海が一望できるカフェも多く、広い海を目の前にランチタイムもゆったりと食事できる。パスタやサンドイッチのほか、ハワイやオーストラリアでおなじみのパンケーキを出す店もあり、海外のビーチリゾート気分が味わえる。

海に近いおしゃれなカフェで何も考えずにまったり過ごしたい} 海に近いおしゃれなカフェで何も考えずにまったり過ごしたい

「鎌倉高校前」の踏切は人気スポット

江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」を使って鎌倉高校前駅へ。駅から七里ガ浜方面へ100ⅿほど歩いた国道134号沿いに、いまや鎌倉を代表する観光スポット「鎌倉高校前1号踏切」がある。この踏切は人気漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』のアニメ版の冒頭シーンに登場したことで国内のみならずアジア全域でも大ブームに。特に台湾から熱狂的ファンが殺到したことで、一時この小さな踏切前は大勢の人で埋め尽くされた。コロナ禍で数は減ったものの、江ノ電が通る時間を見計らって、海と江ノ電と踏切とを写真に収める観光客はあとを絶たない。実際この地を訪れてみるとアニメを知らなくても、湘南の海を背景に郷愁を誘うカンカンと鳴る踏切音とともに通り過ぎるレトロな江ノ電には、ついカメラを向けたくなってしまう。とはいえ、このフォトジェニックな風景も、普通の高校生の通学路であり静かに住民が暮らす街でもある。ゴミは持ち帰り、騒音を出さず、節度ある撮影を心がけたい。

江ノ電「鎌倉高校前」駅は江ノ電全線のちょうど真ん中に位置する} 江ノ電「鎌倉高校前」駅は江ノ電全線のちょうど真ん中に位置する

海と江ノ電と鎌倉高校前1号踏切} 海と江ノ電と鎌倉高校前1号踏切

スポット詳細

住所
神奈川県鎌倉市七里ガ浜 map map 地図
エリア
鎌倉エリア

情報提供: ナビタイムジャパン

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アクセス

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最寄り

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