
北海道に"幻の橋"と呼ばれる橋があるのをご存知ですか? 季節によって橋が湖の中に沈むことがあり、まったく見られなくなることがあることから、そう呼ばれています。その橋の名は、正式名称「タウシュベツ橋梁」と言い、1938~1955年に鉄道橋として利用された後、半世紀以上放置され今の姿になっています。北海道の上士幌町に発電施設として人口ダム湖である糠平湖が作られ、そこにかかけたアーチ形の橋がタウシュベツ橋梁です。今でこそ、現在は鉄道が通らなくなり、東大雪開拓の歴史を使える近代産業遺産となっていますが、糠平湖の水位変動による影響で劣化が激しく、その姿を留めていられるのはあと数年と言われています。なくなる前にぜひ見に行ってほしいタウシュベツ橋梁について、その見どころやアクセス方法などのお役立ち情報をまとめました。自然と人造物が織りなす美しい光景を、今のうちに目に焼き付けましょう。
