夏デートならここ!素敵テラスがムードを盛り上げる人気店4選


2022.08.13

東京カレンダー

「こういうお店好き!」「美味しいし、楽しい!」デートには、彼女にそう言ってもらえるお店選びをしたいもの。テラス席がある店なら、夏の開放的な雰囲気も味方し、ふたりでの食事をより一層盛り上げてくれるはず。さらにチーズやラム肉など、こだわりの名物が楽しめる、渋谷の人気店をご紹介しよう。◆※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。▽INDEX1.【チーズ好きならここ!】“渋谷のベランダ”で自家製チーズを堪能2.【個性豊かなアラカルト】最高の開放感と上質なフレンチに酔う3.【ラム肉×スパイス】大人の暑気払いに最適なイタリアン4.【とんかつを肴に飲む】青山の裏通り沿いで大人の愉悦に浸る1.【チーズ好きならここ!】“渋谷のベランダ”で自家製チーズを堪能『GOOD CHEESE GOOD PIZZA 渋谷』明治通りから“246”へと向かう坂道に立地。1階には、デンマークのブルワリーによる『ミッケラー キオスク バー』と、渋谷の人気カフェ『アバウトライフコーヒーブリュワーズ』の2号店が。ピロティをイメージした2階のテラスは屋根つきで、多少の雨が降っても快適に過ごせる若者で賑わう渋谷駅周辺は、ゆったりとしたディナーには無縁と避けがち。だが、駅近で今話題のホテルには、そんな大人を満たすテラスが隠れている。今春開業のホテル「all day place shibuya」は、通りに面した1階にビアバーやカフェが入り、早くも感度の高い男女の社交場に。その2階にテラスを設けるのが、『GOOD CHEESE GOOD PIZZA 渋谷』だ。最新スポットに漂うエッジーな雰囲気が見慣れた景色を新鮮に階下から心地よく届く喧騒や、煌めく渋谷の夜景とともに味わえるのは、東京・清瀬の牧場から毎朝届く生乳で仕立てた自家製チーズを使うイタリアン。モッツァレラのカプレーゼに、ブッラータのピッツァ、カチョリコッタを削ったかき氷と変幻自在な料理の数々で、“ローカルチーズ”が持つポテンシャルを存分に堪能できる。搾りたての生乳を、店内でチーズに成形。期間限定の「サーモン&ブッラータ」2,860円。サーモンやいくらの旨みに、ブッラータが濃厚に絡む。「いろいろトマトでつくるモッツァレラノディーニのカプレーゼ」(1,540円)は、モッツァレラのクリーミーさが圧倒的!デザートにもチーズたっぷり!フロマージュブランにホエーのかき氷を重ね、カチョリコッタで仕上げた「ホエーかき氷 ソルティライチ」660円。甘酸っぱさが絶妙。ちなみに店内はこんな感じ!木の温もりがあふれるカジュアルなオールデイダイニング。広々とした空間にはテーブルの他にカウンターもあり、テラスからの心地いい風が吹き込む。2.【個性豊かなアラカルト】最高の開放感と上質なフレンチに酔う『Coteau』夜は幻想的なムードを放つ建物全体のデザインを手掛けたのが、「nendo」の佐藤オオキさん。4階『Coteau』の他、バレエスタジオやショップなどが入る著名デザイナーが手掛けた「丘」の上で個性豊かなアラカルトを代官山から恵比寿へと向かう坂の途中にたつ、ガラス張りのスタイリッシュな建物。9つの“箱”を組み合わせたこの「丘」に潜むのが『Coteau(コトー)』だ。広々としたバルコニーにテーブルはわずか2卓。ハーブなどの緑に囲まれ、都心の喧騒を忘れさせてくれる。「ソフトシェルクラブのフリット アボカドソース」2,200円。脱皮したばかりのカニは、丸ごと食べられる。メインに選んだのは「太刀魚の串焼き 冬瓜とズッキーニ コンソメのフォーム」3,400円。冬瓜を出汁で炊くなど、和の技法をさりげなく取り入れているのもポイント今年3月、母体がバレエ用品メーカー「チャコット」に変わるとともにリニューアル。メニューをコースオンリーから、アラカルトも充実させカジュアルに一新した。さらにテラスの席数を絞り、グッとプライベート感をアップしているのも見逃せない。そこで供されるのは、季節と素材感をテーマにしたフレンチ。スパイス使いが光るフリットなど、枠にとらわれない自由闊達さも魅力だろう。シャンパンやワインを傾けつつ料理を味わえば、“都会のオアシス”で人知れず華やかなひとときを過ごせるはずだ。バレエ演目にちなんだデザートで〆る!6月は「海賊」をイメージした「エキゾチックフルーツとココナッツムース」1,400円(提供終了)。マンゴーや柑橘の風味が夏にピッタリだ。ちなみに店内はこんな感じ!吹き抜けの天井が開放的な店内。テーブルや吊り照明に用いられた真鍮が、エレガントな雰囲気を演出する。昼下がりにはアフタヌーンティーの用意もあり。3.【ラム肉×スパイス】大人の暑気払いに最適なイタリアン『ティスカリ』軒先にもスペースはあるが、そこはあえてスタンディングにし、テラスは店の最奥に。今夏より開放したこともあり、その存在を知らない常連も多い。奥の一角では、シェフ自らバジルやミントなど、自家製ハーブを栽培。料理にフレッシュな香りを添えている賑やかな店内を抜ければ聞こえる優しいせせらぎが涼感を誘う恵比寿駅東口から徒歩5分。明治通りに並行して流れる渋谷川沿いに、『ティスカリ』が移転してきたのは昨秋のこと。不動前時代からラム肉好きには知られた存在だったが、恵比寿ではさらにパワーアップ。豪州産はもとより、希少な国産のラム肉にも力を入れ、その魅力を余すことなく伝えている。「オーストラリア産 骨付き仔羊のグリル」3,630円。ゆうに5cmは超えるその厚みに、ゲストからは歓声が上がる。柔らかくジューシーな肉の旨みの奥に、刺激的なスパイスが香る看板メニューだ。旬の野菜や魚介をふんだんに使った「前菜盛り合わせ」2,200円通りに賑わいが漏れ出すほど明るくオープンな店内だが、最奥に設けられたテラス席は、横並びにテーブルセッティングされたロマンチックなスペシャルシート。扉を閉めれば個室としても機能し、誰にも邪魔されない時間が約束される。夏の夜特有の濃密な空気の中、時折抜ける川からの夜風も心地よく、長居してしまうこと必至だ。店のスペシャリテであるラムチョップを頬張って、明日への活力を養おう。〆は薫香が効いたカルボナーラで!「羊まるごと研究所」の羊飼い、酒井伸吾さんから仕入れたラム肉を使った「自家製 手作りベーコンのカルボナーラ」(2,420円)は、ディナーの〆にオーダーを!ちなみに店内はこんな感じ!奥のキッチンとフロアを行き来するシェフ、近谷雄一さんの姿もここではおなじみ。カウンターの奥にはミニビュッフェを設置し、ちょっとしたスナックを楽しめる。4.【とんかつを肴に飲む】青山の裏通り沿いで大人の愉悦に浸る『tonkatsu.jp表参道』すべての豚で楽しめる「上ロースかつ&ミニひれかつ定食」。写真は店の看板ともいえる北海道のどろぶた(4,690円※値段は銘柄毎に異なる)。塩でいただくと、甘みと赤身の旨さが際立つ店主、眞杉大介さんの経歴は異色だ。ゴルフ場のコンサルとして全国を飛び回る中、大好物のとんかつを各地で楽しむうちに、いつしか生産者の元へ押し掛けるまでに。そして昨年10月、全国各地のブランド豚を20種以上そろえる『tonkatsu.jp表参道』をオープンさせた。メニューは各銘柄豚のヒレとロースのみ。客は冒頭に記されたポジショニングマップを頼りに、チョイスするスタイル。コンセプトである“旅するとんかつ”そのままに、日本各地の豚をめぐることができる。酒と楽しむなら、三銘柄6品をコースで楽しめる「めぐり豚」5,900円(要予約)がオススメ。青山のランドマークを仰ぎ見る、とっておきの特等席その名のとおり、青い光を帯びたAo〈アオ〉ビルが夏の夜を涼しげに彩る。テラス席は、当日のみ予約可能。日本の味として世界でも広く認知されているとんかつだけに、SNSをきっかけに訪れる海外ゲストも多く、彼らからも和の雰囲気が漂うテラス席は好評だとか店内はカウンターのみで、唯一のテーブル席がテラス席という趣向もユニーク。良質な豚の脂と甘みは胃もたれとは無縁。青山の閑静な裏通り沿いで、大人の背徳的な欲望を叶えているのだ。リピート殺到のミニメンチも必食!カットする際に削ぎ落とした肉を再利用した「幸せのメンチかつ」1個350円。幾重にも広がる甘みと押し寄せる肉汁の旨みは感動もの。ちなみに店内はこんな感じ!シンプルに白い壁と木製のカウンターが広がる空間は、オーナー自ら設計。換気にも配慮されており、においが気にならないのも女性客に支持される理由だ。◆ロケーション・雰囲気良し。個性あふれる逸品料理に、自然と会話も弾む。夏のカジュアルデートに、ぜひ足を運んでみていただきたい。▶このほか:恋人をテラスデートへ誘い出すなら、港区へ。“秘密の特等席”を備えた人気店4選 

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GOOD CHEESE GOOD PIZZA 渋谷
place
東京都渋谷区渋谷1-17-1 all day place 2F
phone
0366254737
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